「白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」
東京スカパラダイスオーケストラのコラボ楽曲!
「白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」は東京スカパラダイスオーケストラの41stシングルです。
音楽界の第一線で活躍するUNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介さんとのコラボ作品になっています。
東京スカパラダイスオーケストラの色が十分に出ながらも、それを殺すことなくUNISON SQUARE GARDENの尖った部分も表れています。
どちらかの音楽に偏っている印象は無く、9人いる東京スカパラダイスオーケストラに1人で吊り合えてしまう斎藤宏介さんの歌声には驚かされました。
楽曲の詳しい情報を見てみましょう。
作詞は谷中敦、作曲は沖祐市が担当
UNISON SQUARE GARDENは、ベース担当の田淵智也さんが作詞作曲を担当しています。
ライブパフォーマンスやMV、音楽番組を見ても、斎藤宏介さんよりも田淵智也さんが目立っていることが多く、”ユニゾンといえば田淵!”と仰る方も多いかと思います。
そんなUNISON SQUARE GARDENから斎藤宏介さんがボーカルとして参加しましたが、田淵智也さんは一切参加していません。
今回の作品で作詞作曲をそれぞれ務めたのは、谷中敦さん、沖祐市さんです。
ゲストボーカルを迎えた時、谷中敦さんがいつも作詞を行っています。
ボーカルに合わせて歌詞を考えるのは至難でしょう。毎度かなり苦労されていると思います。
作曲を行なった沖祐市さんは、東京スカパラダイスオーケストラのキーボードを担当しています。
ライブ中は走り回るパフォーマンスを見せ、作曲に携わっているという点からも、ある意味田淵智也さんに似たものを感じてしまいます。(笑)
ドラマ「新宿セブン」主題歌
「白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」はドラマ「新宿セブン」の主題歌として起用されました。
主演を務めたのはKAT-TUNの上田竜也さんです。今作がドラマ初主演となったようです。
新宿という街が持っている危うさ、怪しさを楽曲がうまく表現されていると思います。
また、ドラマにはシンガーソングライターの家入レオさんが出演されています。家入レオさんはこのドラマで女優デビューを果たすことになりました。
白と黒のMVに注目!
溺れるという歌詞に合わせて、MVは救命浮き輪のカットからスタートします。
赤い光が反射して斎藤宏介さんが赤く照らされているのはとてもセクシーですね。
その後は全体の演奏が移りながらも、様々な楽器奏者にフォーカスされ、丸くくり抜かれていきます。
色のついた楽器が黒く塗装されているカットもいくつかあります。注目して見てみましょう。
フルサイズのMVは、初回限定版のCDに付属されたDVDでご覧になることが出来ます。
スカパラといえばスーツ!
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボで楽曲が気になるのはもちろんですが、彼らが着ているスーツも気になります。
ゲストとして迎えられるボーカルも衣装を気にしている方が多いようですね。
今回は東京スカパラダイスオーケストラのメンバーが黒のスーツで、斎藤宏介さんが白のスーツを纏っています。
「白と黒のモントゥーノ」というタイトルにも合っているし、歌詞に出てくる”ピアノ”というワードにもピッタリです。完璧です!
歌詞解説
モントゥーノとは?
”モントゥーノ”は音楽用語の一つで、サルサやラテン調の音楽に使われる言葉で、ボーカルとコーラス、ボーカルと楽器の掛け合いなどを表しています。
つまり、この曲の中ではスカパラメンバーと斎藤宏介さんの掛け合い、白と黒の鍵盤の掛け合い、男と女の恋の掛け合いを表しているようです。
いつか海に投げた宝石を
追いかけて溺れたいならいいよ
出典: 白と黒のモントゥーノ feat. 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)/作詞:谷中敦 作曲:沖祐市