【Mr.Children/君の事以外は何も考えられない】歌詞の意味を解説！実はプロポーズソング？！

リズミカルなイントロから繋がる可愛らしい歌詞。

星を見つめながら、考えるのは「君」のこと。

「君」が話してくれたのは、きっと星に関わるお伽噺なのでしょう。

以前までの自分なら笑い飛ばしていただろう話も、「君」が話してくれたから信じてみたくなる。

恋によって変わった自分を、微笑ましい描写で表しているのが分かります。

また最後の歌詞、「信じてみようかな」。

この部分で、「か」と「な」の間を区切って歌うのが良いですよね。

聴いていると、思わず体を揺らしたくなるようなリズムです。

サビの冒頭でタイトルが登場します。

なんだか聴いているこっちが恥ずかしくなるような、愛の言葉の数々。

ミスチルでここまでストレートな愛の歌も珍しいですね。

 曲を聴いてみると、サビに入る直前「チンッ」といった感じのシンバルが聴こえます。

この音が入ることで、より可愛らしく、メルヘンチックな雰囲気に。

タイトルの「君の事以外は～」もそうですが、「いつも そばにいてよ～」の歌詞も熱烈ですね。

この歌詞は、プロポーズかな？とも考えられます。

「いつも～」の歌詞の後に続くのが「いつまでも～」。

ただの恋愛ソングというよりは、プロポーズソングと言った方がしっくりきます。

しかもこのサビの歌詞は、曲中で4回も登場。

この曲で一番伝えたかったことは、タイトルよりも「いつまでも～」の歌詞だったのかもしれませんね。

2番も同じように「君」への想いで溢れています。

「いくつになっても～」からの歌詞に注目してみましょう。

これはもしかしたら、桜井さんが自分自身のことを歌っているのかも。

満足な結果が出せないことへの焦り。

先行きの見えない不安。

そういったことから途方に暮れていた「僕」を励ましてくれたのが「君」なんですね。

先ほど述べた通り、この曲はミスチルがアマチュアバンドだった頃に作られた曲。

それを踏まえてこの歌詞を聴くと、より一層「君」という存在の大きさを感じます。

そして、その「君」は当然、当時付き合っていた彼女のことなんでしょうね。

上記は間奏が終わり、大サビに入る前の歌詞。

好きな人と一緒にいると時間があっという間に過ぎてしまう。

恋をしたことがある人なら、きっと誰もが共感できる歌詞ではないでしょうか？

「不思議だね」と語りかけるように歌っているのも、聴いている人に共感を求めているからなのかも。

もしくは、「君」も同じ気持ちだよね？と、彼女に共感を求めているのか……。

どちらにせよこの歌詞は、恋をしている時のあのフワフワした気持ちが手に取るように伝わります。

また、「君が居眠り～」からの歌詞。

桜井さんもアマチュア時代、寝ている彼女の隣で歌詞を書いていたのかもしれません。

この曲のメロディーや歌詞も、彼女の寝顔を眺めていて思い浮かんだものだったりして……。

「君」のことが愛おしくて堪らない。

そんな感情が、この短い歌詞の中に詰め込まれていますね。

『君の事以外は何も考えられない』は、ひたすらに「君」への想いだけを歌っています。

初めは可愛らしい恋愛ソングかと思いきや、実は熱烈な愛を綴ったプロポーズソング。

同じ歌詞のサビを何度も繰り返すのも、きっとそれ以外に「君」への想いを言い表せられないから。

誰もが恋をすると、好きな相手のことしか考えられなくなりますよね？

この曲では、そんな恋の喜びをシンプルに歌いあげています。

余計な音や言葉がないからこそ、曲に込められた想いが直接心に響いてきますね。

ミスチルはシングル曲だけでなく、カップリング曲やアルバム曲も名曲ばかり。

ブレイクする前の曲から最近の曲まで、いつの時代もおすすめしたい曲がたくさんあります。

ミスチルの楽曲についてもっと知りたいという人は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

お気に入りの曲が必ず見つかるはず！

また知っている曲についても、改めて歌詞解釈を読んでみると面白いかも。

ミスチルが曲の中に秘めたメッセージを、自分なりに紐解いてみては如何でしょう？