くり返す哀しみを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも名もなき僕にも

出典: http://lyrics.wikia.com/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D:%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%88%A5%E5%90%8D

 

引用はAメロとサビの部分になります。

大人により近づきますが、完全にはならないという意味を持ち、聖者=知的障碍者として扱ったドラマ内のことを現しています。

次にサビの部分ですが、これはもう分かりやすく、感情を持った命は「心」であり、そこに差はないということでしょう。 

そして孤独感

何かの足しにもなれずに生きて
何にもなれずに消えてゆく
僕がいることを喜ぶ人が
どこかにいてほしい

出典: http://lyrics.wikia.com/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D:%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%88%A5%E5%90%8D

石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

出典: http://lyrics.wikia.com/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D:%E5%91%BD%E3%81%AE%E5%88%A5%E5%90%8D

続いてもう1つのテーマとなっている孤独感についてみていきましょう。

上の引用では、主題となっている人物が、世間的に見て自分が役にたっていないと嘆いており、それでも誰かに認めて欲しいという願いです。

そして、下の引用では人ではなく自然に存在し、ただそこにあるだけのささやかな者に、心の支えを求めています。

これは社会的な生産活動から一歩引いた場所にいる負い目かもしれません。

『命の別名』の歌詞解釈まとめ

『命の別名/中島みゆき』は○○事件を元に作られた!? ドラマ主題歌にもなった今作の歌詞の意味を紐解くの画像

それでは、『命の別名』の歌詞に対する解釈をまとめてみましょう。

この歌は『聖者の行進』の主人公たちである障碍者の方たちの視点として、健常者より社会的に弱い立場である自分たちにも「心」があるということではないでしょうか?

ただし、あくまで筆者の考えです。私はこう思った!と思ったのならそれが正解ですし、間違いはありません。自分なりの答えを見つけてください。

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