SMAPを代表する曲
「世界に一つだけの花」は人気アイドルグループだったSMAP35枚目のシングルとして2003年3月5日に発売されました。
実は音源自体は2002年7月24日に発売された「SMAP015/Drink!Smap!」に収録されたもので、槇原敬之さんが提供しました。
アルバムが発売された当初からメンバーが口をそろえて好きな曲と言い、その後冠番組SMAP×SMAPのコーナーで木村拓哉さんが歌い話題を呼びました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/世界に一つだけの花
「世界に一つだけの花」といえば、小学校の道徳の教科書にも掲載されるほどの曲です。
確かに歌詞の意味を考えても、子供たちに教えたいことが詰まっていますよね。
もうSMAPを代表する曲の1つといっても過言ではありませんね。 CDの売り上げが伸び悩む時代にミリオンセラーを達成するというのは、本当にすごいことですよね。
またレコード大賞の候補にも挙がったけれどSMAPが辞退したという噂もあるんですよ。
小見出し「槇原敬之さん提供」
槇原敬之さんといえば「どんなときも。」や「理由」などのヒット曲をたくさん発売していることで知られていますね。
一時期不祥事を起こし活動を休止したこともありますが、復帰後も変わらぬ人気となっています。
そんな中作られた「世界に一つだけの花」ですが、これは仏教思想が由来しているということですが、どんな言葉かわかりますか?
「天上天下唯我独尊」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
これはお釈迦様が誕生した際、七歩歩まれて天と地を指さし放った言葉といわれています。
「天にも地にも、私という存在は一つだから尊い」という意味です。「世界に一つだけの花」はまさにその思想からきているんですよ。
槇原敬之さん提供のヒット曲
「世界に一つだけの花」を作詞作曲したのは槇原敬之さんです。
槇原さんは1999年に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された際、自身と向き合うために仏教と出会いました。
その中で今までと違う、人生を掻き上げるような作品を作っていき、「世界に一つだけの花」を書き上げたのです。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/槇原敬之
魅力あふれる5人のメンバー
SMAPは1998年6人でデビューしたジャニーズグループの1つです。
当時は音楽番組が減り、歌手にとっても苦境の時代と言われていましたが、SMAPは音楽活動だけではなくバラエティ番組にも進出するなどドラマに映画にと様々なシーンで個々が活躍しました。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SMAP#メンバー
SMAPは解散後も個々で活動をしていまよね。
「解散したら見れなくなるのでは?」といわれていましたが、相変わらずバラエティ番組に出ています。
さらに香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さんは映画で共演していますし、3人一緒のシーンをよく見ませんか?
彼らが出演していたピン番組もいろいろと終わりを告げましたが、深夜番組は残っていますし、木村拓哉さんはドラマでも見ることができます。
中居正広さんもMC業を中心に、相変わらず忙しそうな生活を送っていますよね。しかも解散してから香取慎吾さんの家を草彅剛さんが訪ねるなど、自由度が増えたような気もします。
別々になっても仲の良さはうかがえますし、むしろ前にもまして魅力的になった!という人も多いんじゃないでしょうか。
今後の活動方針は分りませんが、それぞれがそれぞれの場所で、きらめく能力を発揮してくれればいいなと期待したいところです。
300万人以上の心をつかんだヒット曲
「世界に一つだけの花」は300万枚を売り上げるダブルミリオンを達成しました。
オリコン歴代シングルチャートでは3位を記録するヒット曲で、ジャニーズ事務所に所属するアーティスト等の中でも歴代1位を獲得しています。
ほかにも様々な記録を打ち立てた「世界に一つだけの花」ですが、NHK紅白歌合戦のアンケートでも1位を獲得しています。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/世界に一つだけの花#記録
NHK紅白歌合戦のトリとして
人気を博した「世界に一つだけの花」は2003年のNHK紅白歌合戦で大トリを勤めました。
SMAPが大トリを勤めたのは初めてのことで、さらに紅白歌合戦においてグループがトリとなるのは初めてのことでした。
また紅白歌合戦歌唱終了後のファンファーレに使用されるなど、多くの方に愛されていたことが伺えます。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/世界に一つだけの花#楽曲の歴史・名場面