山下智久【愛、テキサス】歌詞を解釈！ディアブロって何？セリフの意味は？映画のような独特の世界にハマる

ジョンは、ジム・ジャームッシュ監督の映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」で主演。

こちらもミニシアター系のロードムービーとして人気が高い作品です。

山Pとは、ミュージシャン（アイドル）が俳優としても活躍するという共通点がありますね。

ルート66が登場する映画といえば「バグダッド・カフェ」もおすすめ！

主題歌「コーリング・ユー」が切なく響きます。アメリカには砂漠があることがわかるでしょう。

この辺りの情報まで踏まえておくと、「愛、テキサス」の歌詞の意味が理解しやすくなります。

「愛、テキサス」の世界観はハードボイルド……と大まかに想像できますが、細かい点は謎。

ひとまず誰かが爪を噛んでいたことを思い出している状況です。その誰かはまだわかりません。

ただ、爪を噛むのは思い悩むことがあるなど、ネガティブな感情のせいだと考えられます。

誰かが悲しい気持ちになっていたのは、歌詞の主人公である俺のせいかも……と想像。

映画「パリ、テキサス」に重ね合わせると、4年も失踪していた主人公の男性が俺でしょう。

その男性が思いやるのは、ナスターシャ・キンスキー演じる妻、もしくは息子になります。

しかし、そこまで映画の内容に寄り添っているかどうかは不明です。

いわゆる飛び道具の登場……ここがハードボイルドな世界観と解釈する根拠。

ただし、必ずしも実際のモノというわけでもなく、抽象的なイメージかもしれません。

頭の中の悩み事を消してしまおう！といったところでしょうか。

ここでもまだあいつとは誰のことなのか？ははっきりしません。

すべて「ドン」の音で始まる部分。韻を踏んでいます。そのため言葉遊びの印象が強いでしょう。

頭の中に浮かぶ悩みを打ち消すことで、傷ついた心まで癒されるとは限りません。

しかし悩みをなくせば、傷ついた過去さえ愛おしくなるのでは？という感じでしょうか。

どんなにネガティブになってもどうにか希望をもとうとしている印象です。

映画「パリ、テキサス」の物語のほか、NEWSを脱退した山Pの心情も重なるかもしれません。