【夕立ち/After the Rain(そらる×まふまふ)】雨は止んだ？深すぎる歌詞の意味を解釈！

『夕立ち』は、おなじみ「そらる」さんと「まふまふ」さんのユニット、「After the Rain」の曲です。

現在のところCDやDVDに収録されていませんので、まずは「YouTube」にアップされている『夕立ち』のMVをご覧ください!!

「456(シゴロ)」さんは、主にボーカロイドのイラストを描くイラストレーターさんです。

上記に挙げた『すもうガールズ』や『青空にさよなら』などの書籍の装丁も手がけています。

「After the Rain」の曲はイントロなしで、いきなりAメロやサビから始まる構成が多いです。

『夕立ち』もその中の一つですね。

この曲は主人公の、人生に対する自問自答がテーマです。

「汚れていたっけな」や「染みる目のせいかな」といった言葉は、主人公の心中で葛藤している様子が、そのまま出てきたような感じですね。

「鉛空」と「通り雨」がよりいっそう寂しさを急き立てます。

「言葉を失って」の後のブレイク(演奏を止める)がカッコいいです!!

Bメロ後半からギターのアルペジオが入りますが、アルペジオを構成する和音(コード)がきらびやかで、まるで雨が降っているかのような音色です。

「着ぐるみで着飾」るのも「目を塞ぐ」のも、すべて自分を偽っているだけだ、という主人公の独白が染みます。

主人公自身もそうだということをじゅうぶんに理解しているんですよね...。

それでも止まらない、内に燃えた感情が、主人公にはあるのでしょう。

サビは、今までくすぶっていた主人公の感情が爆発するかのような歌詞です。

問いかけているのは自分自身にでしょうか?それとも自分以外の誰かにでしょうか?

子どもと大人のはざかいにいる、主人公の気持ちがひしひしと伝わってきますね。