安室奈美恵の「I WILL」はどんな曲?
ファンへ向けた曲!シングルもしくはベストアルバムに収録!
「I WILL」(アイ・ウィル)は2002年2月14日に発売された安室奈美恵にとって21枚目のシングル曲です。
オリコンチャート7位を獲得しました。
作詞は安室奈美恵自身が担当。ファンへのあふれる想いを綴った名バラードです!
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/I_WILL_(%E5%AE%89%E5%AE%A4%E5%A5%88%E7%BE%8E%E6%81%B5%E3%81%AE%E6%9B%B2)
オリジナルアルバムには収録されていませんがファンの中でも人気の高い曲ですね。
「I WILL」の入手方法はシングルを購入するか、もしくはアルバムで購入するなら、以下の3つのベストアルバムです。
- 『LOVE ENHANCED ? single collection』
- 『Finally』
- 『Ballada』
どんなファンへの気持ちが詰まっているのでしょうか。
それでは早速「I WILL」の世界を見ていきましょう。
「I WILL」の歌詞の意味をチェック!
安室奈美恵の想いとは?
思いがけない出来事に
また今日も 誰かが
泣いたり 笑ったりしている
君からのメッセージを
何度でも 読み返しては
何故だろう 涙が 止まらなくなる
きっと誰よりも分かりあえる 君がいてくれるなら
どんな瞬間(とき)も 乗り越えてみせるよ
だから抱きしめていてね ずっと 離さないで
出典: I WILL/作詞:安室奈美恵 作曲:葉山拓亮
一番最初の歌詞は安室奈美恵のコンサートでの出来事を歌っているのではないでしょうか。
ライブではファンがとびっきりの笑顔を見せてくれたり、感動のバラードで泣いてくれたり安室奈美恵としてはしあわせな瞬間です。
君からのメッセージとはファンから送られてくるファンレターですね。
ファンの熱い想いがこもった手紙は読み返す度に涙が出ていまいます。これほど熱心に歌を聴いていてくていることに感動せずにはいられませんよね。
歌やコンサートやDVDで安室奈美恵とコミュニケーションを取るファンですが、ファンと安室奈美恵の距離を本人は非常に近く感じています。
ずっと信頼してくれているから安室奈美恵はどんなつらいときも乗り越えると決意しています。
これはファンにとってどれだけ嬉しい言葉かわかりませんよね。
涙が出るほどうれしいはずです!こんなメッセージを送ってくれるアーティストなんてかなり珍しいのではないでしょうか。
ファンに抱きしめていてね!とも歌っています。このファンへの愛情は本物ですね。
ここまで言い切れる歌手は他にいないでしょう。
サビ
言葉にできないこの思いを 歌い続けていたいから
忘れないでね どんな時も ずっと and I will be with you
出典: I WILL/作詞:安室奈美恵 作曲:葉山拓亮
愛情の気持ちって全てを言葉にすることはできません。どう表現しても言葉では抜け落ちてしまうものがあります。
しかし、音と言葉を使用する音楽という形式でなら、言葉以上の想いを表現することができます。
安室奈美恵はこの「I WILL」で、ファンへの想いを「言葉にできないこの思い」と歌っています。
メロディーとともに言葉が歌われることで、大きな感謝の感情がファンに伝わったことでしょうね。
そして、「私はファンとともにずっといっしょにいるよ!」と英語の歌詞で伝えています。
何が起こってもずっといっしょだよって、力強い言葉でもありますし、ファンの胸に突き刺さる言葉でもあります。
いったい何人のファンがこの「I WILL」を聴いて涙したのでしょうか。
私は熱狂的なファンではありませんが、安室奈美恵の想いを感じて思わず泣いてしまいました。
これほどエモーショナルな歌に感動せずにはいられません!
遠いけど いつでも
すぐそばに 感じてる
優しさに すべてを
任せたい夜もある
きっと誰よりも分かりあえる 君は安らぎと共に
喜びをくれるよね 今も これからも
その存在が 心 満たしてくれる
言葉にできないこの思いを 歌いつづけていたいから
見つめていてね いつの日にも ずっと and I will be with you
出典: I WILL/作詞:安室奈美恵 作曲:葉山拓亮
ファンとの距離感なんてもう関係ありません。
これだけの信頼関係ができているファンになら、そのファンの優しさにすべてを任せたい夜もあると歌います。
ファンだけに話したくることもあるでしょうね。周りのスタッフや家族との人間関係でイヤになることもあるでしょう。
そんなときはファンのことを安室奈美恵は思い浮かべているのかもしれません。
「喜びをくれる存在」=「ファン」それが心を満たしてくれるから安室奈美恵には安らぎがあります。
言葉にできない深い想いだからこそ、歌にする価値があるのですね。言葉ではつかみきれない感情を歌うことで伝えることができますから。
何かを失って毎日を 叫び続けようとも
嵐が過ぎ去ったあとは いつも虹は浮かぶ
出典: I WILL/作詞:安室奈美恵 作曲:葉山拓亮
人生では失うこともあります。スーパースターの安室奈美恵だってそうです。いくらお金があっても名声があっても苦しい時はあるのです。
苦しい日々が続こうとも最後には嵐が過ぎていつも虹が浮かぶと歌っています。
これは安室奈美恵が経験してきたことでもありますし、ファンへ向けたメッセージでもあります。
「私も頑張るから、みんなも頑張ってというメッセージ」ですね。
男女のラブソングとしても聴くことができる「I WILL」でしたね。
しかし、これほどまでのファンへの愛情を表現する安室奈美恵というアーティストの偉大さを見た気がします。
2018年9月の引退宣言をした安室奈美恵ですが、これからも引退へ向けて益々ファンの心を掴んで離さないでしょう。