ERA

M!LK【ERA】歌詞の意味を徹底解釈!築きたいのはどんな新時代?僕と君との熱い関係性を読み解くの画像

ボーカルダンスユニット、M!LK

2014年に結成され、その後メンバー脱退などを乗り越え活動を続けています。

そして今回解説する「ERA」はM!LK5周年である2019年にリリースされたアニバーサリーシングルです。

この曲はテレビ朝日の番組「お願い!ランキング」のエンディングテーマソングにもなりました。

また、ゴールドディスクを受賞した曲でもあります。

タイトルの「ERA」とは「時代」という意味。

新たな時代を作るという意味がこめられたタイトルです。

また歌詞では、グループとして進んできた道や、メンバーそれぞれの思いが描かれています。

M!LKメンバー等身大の気持ちを表現した歌詞について、解説していきましょう。

無駄に過ごしたくない

馬鹿にする声

諦めの悪い 僕達のこと
「まだやってる」って誰か笑っても
長い人生の中の一瞬を
全力で駆け抜けてみたいんだ

出典: ERA/作詞:園田健太郎 作曲:園田健太郎

この歌詞から、僕たちは何かに取り組んでいることがわかるのではないでしょうか。

どんなにうまくいかなくても、何も結果が出なくても、とにかくずっと続けているのです。

そんな状態でいると「いい加減やめてしまえよ」と言ってくる人もいるかもしれません。

まるで悪魔の声のような、また馬鹿にされているような声が聞こえてくるときもあります。

周りの人と違う方向に歩き、何かを全力に行っていると馬鹿にされてしまうこと。

何かに熱中するとこのようなことを経験してしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、そのように馬鹿にされたとしても、自分の人生を後悔したくはないのです。

長い人生ではありますが、今という時間はかけがえのないもの。

だからこそ、どんなときも全力で過ごしたいのです。

出会いも別れも

いろんなことがありました
やりきれない別れを飲み込んで
それでも笑ってます

出典: ERA/作詞:園田健太郎 作曲:園田健太郎

今ここにたどり着くまでに、さまざまなことを経験したのでしょう。

自分たちはこのような結果にしたくはなかったのに、仕方なくそうなってしまったということもある。

出会いや別れもたくさんあったでしょう。

M!LKのメンバーが脱退したこともあるため、グループにとっては気持ちがこめられた歌詞かもしれません。

当時はその別れがとても辛く悲しいものだったはずです。

しかし、そんな辛いことも乗り越えて今は笑顔でいられるのです。

ファンの方にとってもメンバーの脱退は悲しいことだったかもしれません。

しかしこの歌詞をM!LKが歌うことによって、ファンも笑顔になれるようになったのではないでしょうか。

信じて進み続ける

行かないで

いいことばっかじゃなくたって
勝手に進む時間の後ろ髪掴まえて
まだ行くなと 叫ぶ

出典: ERA/作詞:園田健太郎 作曲:園田健太郎

そんな突然の別れなど、嫌なこともたくさんありました。

何かを続けていれば、楽しいことや嬉しいことばかりではありません。

それは仕方のないことでしょう。

しかし、それでも時間が進んでいく中で必死に置いていかれないように頑張ってきたのです。

歌詞の3行目には「まだ行かないで」というような歌詞があります。

まるで「僕らを置いていかないで」というような表現です。

必死に、がむしゃらに進み続けてきたということが伝わってくるのではないでしょうか。

努力していれば

もう子供じゃない でも大人じゃない
同じ今を生きる仲間達よ
報われたいよな 最後笑ってたいよな
僕らなら新しい時代を作れる

出典: ERA/作詞:園田健太郎 作曲:園田健太郎