μ's最後のシングル収録曲

μ'sらしさの詰まった楽曲

μ's【さようならへさよなら!】歌詞の意味を考察!別れを言うタイミングって?どんな企みを持っているのの画像

この楽曲μ's最後のシングル「MOMENT RING」の収録曲です。

2016年に発売されたこのシングルでは、μ's1stシングルと同じ衣装を着ています。

これまでの歩みを感じる集大成というべきシングルに、「さようならへさよなら!」は収録されているのです。

タイトルは最後の楽曲らしく少し寂しい雰囲気がありますが、メロディはμ'sらしいポップなものになっています。

しんみりとした別れの曲ではなく、μ'sらしい前向きな気持ちの詰まった楽曲です。

個人パートのない楽曲

μ'sの楽曲では、基本的には個人パートがありますが、この楽曲にはそういったパートはありません。

1年生、2年生、3年生と学年ごとに分かれ、サビは9人全員で歌っています。

個人パートがなく、メンバーが声を合わせて歌うことでメンバーの絆や成長を感じられるのではないでしょうか。

9人のこれまでの軌跡を感じて感動する、とファンからも人気の高い楽曲です。

歩んできた道

空の色

始まりの場所では おなじ空の色なのかな
あれから何度も見上げて 誓いを立てたものさ

出典: さようならへさよなら!/作詞:畑亜貴 作曲:増谷賢

歌詞の始まりは、主人公が空を見上げるシーンで始まっています。

主人公はこれまでの何かの目標を目指して今の場所までたどり着いたのでしょう。

たどり着いた場所は、目標を目指そうと志した時とは違う場所なのだと推察できます。

例え違う場所であっても、空の色は同じはずです。

そして、始まりの場所から今の場所へたどり着くまでの道のりで見上げた空も同じ色をしていたことでしょう。

空を見上げる度に、志を抱いた場所でのことを思い出していたのではないかと読み取れます。

時にはくじけて目標を諦めそうになっていた時もあったかもしれません。

それでも、同じ色の空を見上げることで、頑張ろうと奮起していたのではないかと読み取れます。

仲間とともに

なにができるのだろう 迷いながらここまで来て
君がいたからできたんだよ 出会えてよかった

出典: さようならへさよなら!/作詞:畑亜貴 作曲:増谷賢

主人公は今の場所にたどり着くまでに、何度も悩んでいたのでしょう。

自分にはこの目標を叶えることができるのか。

自分にできることは何なのか。

何度も悩み、答えが見つからなくて迷ってしまうこともあったはずです。

そんな時、主人公には支えてくれる、「君」という仲間がいたことが読み取れます。

1人でいれば抱え込んで苦しくなっていたかもしれません。

仲間がいてくれたことで、ここまで諦めずに進んで来られたのでしょう。

主人公は、そんな存在である「君」と出会えたことに感謝していることが読み取れます。

支えてくれる仲間がいる

駆け抜けた日々

喜び分かち合い 悔しさは明日へのパワー
駆け抜けてきたから 後悔なんて感じないのさ

出典: さようならへさよなら!/作詞:畑亜貴 作曲:増谷賢