JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」から元気を貰える！
ロックバンドでありながら、POPS路線に近い楽曲で一世を風靡したJUDY AND MARY。
2001年にライブで解散を宣言したのが、昨日のことのように感じます。
デビュー当時から順調にヒット曲を飛ばしていき、いつの間にか音楽シーンの中心に立ちました。
本稿で紹介する「Brand New Wave Upper Ground」は、ジュディマリ18枚目のシングルです。
そして本作は解散前のシングルで、JUDY AND MARYの集大成といえる曲になります。
年月が経過した現在でも、この曲の新鮮さは失われずに光り輝く名曲の1つ。
そんなJUDY AND MARYの集大成の曲、「Brand New Wave Upper Ground」の歌詞を解説します。
ジュディマリ世代でないあなたも、必ずはまる1曲となることでしょう。
JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」の動画をYouTubeでチェック！
懐かしい！
躍動感溢れる、エネルギッシュなジュディマリの姿を堪能していただけたでしょうか。
解散直前のJUDY AND MARYの、脂がのりきったライブ映像です。
それぞれのメンバーから最後に燃え上がる、熟練した演奏を見られたことでしょう。
当時のジュディマリはかなり完成されていて、つけいる隙がない貫禄がありました。
この頃のジュディマリも良いですが、デビュー当時の荒削りな感じもまた良いです。
リアルタイムを知らないのであれば、これからJUDY AND MARYの曲を聴いてみてください。
自然と笑顔になり、爽快なメロディーに酔いしれることでしょう。
ジュディマリの「Brand New Wave Upper Ground」が初体験であれば1番良い入り方といえます。
JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」は最高の傑作！
JUDY AND MARYの集大成を飾る「Brand New Wave Upper Ground」。
ドライブ感の強いギターリフ、うねるベース、正確なリズムのドラム、YUKIのボーカル。
「Brand New Wave Upper Ground」を聴くと、THEジュディマリという安心感があります。
ジュディマリがこれまでに積み重ねてきた技術、音の厚みを全て網羅している曲といえるでしょう。
デビュー当初と比較しても、YUKIの音域は広がっていて非常に聴きやすい声質となっています。
自ら最高傑作と評した本作を、否定する点がありません。
良い仕上がりの曲。
こんなシンプルな表現が、最適な気がします。
JUDY AND MARY「Brand New Wave Upper Ground」の歌詞を解説！
愛しい気持ち
海岸沿い Waveチューナー FMに耳を沈めて
有能なサーファーは 夜の暗い海で泣いていた
夕暮れは 君に逢いたくなる
出典: Brand New Wave Upper Ground/作詞:YUKI 作曲:TAKUYA
ラジオの周波数の波とタイトルが重なる冒頭の歌詞。
「有能なサーファー」というのは、それぞれのメンバーを指している気がします。
頂点を極めたからこそ感じる、特有の孤独感があったのでしょう。
創作するというのは、どんな内容のものでも生み出す苦悩がつきまといます。
まさしく創作するという作業自体が孤独であり、人知れず涙を流したのかもしれません。
そんなときは人恋しくなり、無言の叫びをし続けていたのでしょう。
ウキウキ
展望台 パラシューター 隠れてキスをしたこと
愛の意味を知って キラ☆キラ☆キラ 髪飾り
てのひらにあげるよ 夏の蜃気楼のプレゼント
出典: Brand New Wave Upper Ground/作詞:YUKI 作曲:TAKUYA
このパートはYUKIがジュディマリで活動する間の、恋愛経験を描いているような気がします。
創作活動の合間に恋人と会える時間は、彼女の大切な癒やしとなり新たな活動に取り組めたのでしょう。
影に隠れてこっそりキス。
とてもドキドキするシチュエーションで、歌詞からもその印象を強く感じ取れます。
プレゼントされた光る髪飾りのお返しは、真心こめた愛情を手渡し。
どんなに高価なプレゼントよりも、愛情は非常に嬉しい大切なものとなります。
YUKIの素晴らしい表現だと感じてなりません。
