トイ・ストーリーの日本語版主題歌

ダイアモンド☆ユカイさんが歌う日本語版【君はともだち】。

この楽曲はDisney Pixerで人気の『トイ・ストーリー主題歌です。

『トイ・ストーリー』のキャラクターであるウッディ目線で歌われています。

自分と遊んでくれるアンディへ向けている曲で、励ますような歌詞が印象深いです。

しかし歌っているのは吹き替えを担当された唐沢寿明さんではありません。

唐沢寿明さんバージョンも劇中で歌われていた事がありますが、主題歌にはなりませんでした。

なぜダイアモンド☆ユカイさんが歌われたのかは、Disneyからのオファーなのだそう。

第1作品目から唐沢寿明さんと間違えられていたようですが、第4作品まで歌い続ける楽曲です。

作詞作曲を手がけるのがランディーニューマンさん。

日本語訳詞を中川五郎さんが担当されました。

曲を聴いただけで『トイ・ストーリー』の世界が想像できてしまうほど耳に残る素敵な音楽です。

日本語版ではありますが、その世界観を引き出しているのがダイアモンド☆ユカイさんなのでしょう。

不安なときは

大丈夫だよ

君はともだち【ダイアモンド☆ユカイ】歌詞をトイストーリーの内容にそって解説!なぜユカイが歌うのかの画像

おれがついてるぜ

出典: 君はともだち/作詞:ランディーニューマン 作曲:ランディーニューマン 訳詞:中川五郎

君はともだち】で1番初めに歌われる場面。

この歌詞で使われている言葉は、怖いことや不安なことがあったときに安心できる言葉です。

お守りのような存在で、いつでも見守ってくれているようなおもちゃたち。

子どものころには誰もがお世話になったものであり、欠かせなかったものです。

大人になったら忘れてしまうような感覚なのかもしれませんが、持っているだけで安心できる。

このシーンは、おもちゃからの心強いメッセージなのだと読み取ることができます。

心配いらないさ

おれがついてるぜ
つらいことばかりでも
きみはくじけちゃだめだよ

出典: 君はともだち/作詞:ランディーニューマン 作曲:ランディーニューマン 訳詞:中川五郎

やればできるんだから、諦めないで

このようにこの場面では、おもちゃたちが子どもを励ましています。

常に近くにいる存在なら諦めようとしていることもお見通しなのでしょう。

だからこそ2~3行目の歌詞にあるように、諦めたらよくないよと励ましているのです。

また「僕が見守っているから勇気を出して」と応援しているようにも捉えることができます。

子どもは子どもなりに、上手くいかないときに悩んでいたり落ち込んだりしているのでしょう。

そんな時におもちゃから勇気をもらって、諦めずに頑張ることができた子どもたちはたくさんいます。

このシーンでは、子どもを励まし応援するおもちゃたちを描いているのです。

ここにいるよ

君はともだち【ダイアモンド☆ユカイ】歌詞をトイストーリーの内容にそって解説!なぜユカイが歌うのかの画像

おもいだせよ ともだちを
きみのすぐそばに
いつもおれがいる

出典: 君はともだち/作詞:ランディーニューマン 作曲:ランディーニューマン 訳詞:中川五郎

この場面では上記「心配いらないさ」にあった不安を感じた時に思い浮かべてほしいことです。

1行目の歌詞から「僕は君のともだちだ」と思い出させるように伝えていることがわかります。

そして2〜3行目からは「僕がいつも近くにいる」と子どもたちにメッセージを送るのです。

思い浮かべてほしいのは、おもちゃである「僕たち」のこと。

そうすれば今抱えている不安は全て無くなり、一歩を踏み出す事ができます。

何でも話してね

一緒に考えよう

君はともだち【ダイアモンド☆ユカイ】歌詞をトイストーリーの内容にそって解説!なぜユカイが歌うのかの画像

なやみかかえていても
きみはひみつにしちゃだめだよ

出典: 君はともだち/作詞:ランディーニューマン 作曲:ランディーニューマン 訳詞:中川五郎

おもちゃから答えが返ってくるわけではないけれど、何かと話しかけてしまう。

大人になったら溜めてしまいがちですが、子どもたちはおもちゃに話しかけます。

その話は、楽しかったことや嬉しかったことなどだけではありません。

きっと悲しいこと不安なことなども話しているのでしょう。

おもちゃたちは、隠し事はしない一緒に考えていきたいと言っているのです。

打ち明けるだけで心が軽くなるような気がするのかもしれません。

解決するわけではないのかもしれませんが、おもちゃにとっては嬉しいことなのです。