μ's「No brand girls」

No brand girls/μ'sは○○というリクエストで製作?!気になる歌詞の意味を徹底解釈♪の画像

2013年4月3日にリリースされたアニメ挿入歌

「No brand girls」は、テレビアニメ「ラブライブ!」の第1期の終盤に披露された楽曲で、挿入歌シングルとしては第1期のラストを飾りました。物語も終盤に入り、ラブライブ出場を決める順位発表の前に行われる最後のライブで披露されたんですよね。

楽曲も、今までになくパワフルでアグレッシブなアップチューンで、ライブでは客席との掛け合いが楽しめる人気曲です。

学校内でライブを行おうとしたけれど、ほかの部活動に場所取りに負けてしまい、いつも練習していた屋上でライブを行うことになったμ's

簡易ステージを作ったのはいいものの、本番当日には雨になってしまうという不運。

けれど「最後まであきらめない」という気持ちを胸に、雨の中で踊るメンバーはとてもカッコいいんですよ!

「No brand girls」は見事踊り切るも、そのあと頑張り過ぎた高坂穂乃果が雨の中、高熱で倒れてしまい、いろいろあってμ's存続の危機まで発展してしまうんです。筆者は第11話~最終話まで、涙腺が常に崩壊しまくってました。

「No brand girls」と両A面シングルになっている「START:DASH!!」は、最終話で披露された9人バージョンが収録されています。

オリコン週間ランキングでは5位、そしてBillbord JAPAN Hot Animationではアニメ「ラブライブ!」関連CDとして、初めて1位を獲得した作品でもあるんですよ!

「No brand girls」のテーマは”力強さ”

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イントロのギターリフに痺れる♪

「No brand girls」は、”力強く”というリクエストを元に作った楽曲なんですね。

確かに、今までのμ'sの曲では、「一緒に行こう」とか「手をつないで」といった仲良く楽しくといった感じが強いイメージがあります。

その中で、ラブライブ!の予選を突破するため、強い想いをより前面へ出してきた!といった感じでしょうか。

イントロからギュイーンというギターリフが、今までとは違う!とはっきりと感じさせてくれますよね!

「No brand」=「無名」。

まだ世の中に全然認知されていない少女たちという意味ではぴったりなタイトルですよね。

さらに、「無名」というのはマイナス面だけじゃなく、「これからもっと有名になってやるんだ」というがむしゃらなパワーを感じませんか?

がむしゃらに乗り越えていく、壁が出てくるならぶち壊す!!

そんな覚悟を歌った元気になれる楽曲です。

「No brand girls」の強気な歌詞に注目!

もっともっと上を目指して!

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(Oh yeah! Oh yeah! Oh yeah!
一進一跳!(いっしんいっちょう))
(Oh yeah! Oh yeah! Oh yeah!
ほら負けないよね?)

出典: No brand girls/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央

「一進一跳」は作詞家の畑亜貴さんの造語ですね。

なかなか前に進まない様子を例えた「一進一退」という言葉を文字っているのでしょう。

漢字の意味を考えると、一歩進んで更に跳ぶ!

もう、前に進まない気持ちが溢れていますよね。

「飛ぶ」ではなく、「跳ぶ」という字を使っているのは、鳥のように飛べる能力があるわけじゃなくても、自らの力を使って高い場所へ届くようジャンプする気持ちを表現しているからでしょう。

μ'sのメンバー全員でジャンプする振り付けは、ライブでも一体になれるポイントですよね!

悔しいなまだ No brand
知られてないよ No brand
なにもかもこれから 熱い気分

楽しいよでも No brand (Do you know?)
張りきってるんだ No brand (Do you know?)
だから(おいで)ここで出会うために (Yes,I know!)

目指す場所は(高い)
いまより高く(どこまで?)
チャンスの前髪を
(持って)はなさないから
(ぎゅっと)はなさないから
(Oh yeah!)奇跡の虹を渡るんだ

出典: No brand girls/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央

「無名」であることを悔しいと思いながらも、絶対に有名になってやるという熱い気持ちがふつふつと込みあがっているのが分かりますね。

どんなに頑張っていても、知られていないことで悔しい思いをすることはあります。

例えば、μ'sの初めてのライブで、学校の講堂に全然人が集まらなかった時も同じでしょう。

それでも、その現実を受け入れ、小さなチャンスにも全力を出しきり、もっと上を目指したからこそ周りの人が徐々に彼女たちの魅力に気づいたのです。

「前髪」は髪の一部ですがその範囲はとても少ないですよね。

でも、前髪が決まるか、決まらないかで印象が随分と違うように、どんなに小さな箇所であっても手を抜かずにやることが奇跡を生み出すと歌っているのです。

小さなチャンスに縋り付いて、つなげて、奇跡を起こそう!

そう呼びかけているのではないでしょうか。

君の力はそんなもの?

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壁は Hi Hi Hi 壊せるものさ Hi Hi Hi 倒せるものさ
自分からもっとチカラを出してよ
Hi Hi Hi 壊せるものさ Hi Hi Hi 倒せるものさ
勇気で未来を見せて
(Oh yeah! Oh yeah! Oh yeah!
うん負けないから!)

出典: No brand girls/作詞:畑亜貴 作曲:河田貴央

サビの力強さは今までの何倍もありますよね。

君にはもっと力があるんだから出し惜しみしないでやろう!と相手にも限界を超えるように呼び掛けているんですね。