「TWICE DEBUT SHOWCASE」って、どんなライブ?
2015年に韓国でデビューしたTWICEが日本で初の単独公演を行ったのが2017年7月2日、会場は東京体育館でした。
タイトルは「TWICE DEBUT SHOWCASE “Touchdown in JAPAN” 」。
このタイトルからもわかるとおり、日本での本格的なデビューを強く打ち出した構成になっています。
ファンクラブ会員15,000人を動員した1部・2部の2回公演のうち、DVDには2部公演が完全収録されています。
歌とパフォーマンスをたたみかける演出
「いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる」という意味を持つ「TWICE」のグループ名。
そのとおりに、このライブでは過剰な演出を省いた構成で押しまくります。
次々にたたみかけられる歌とパフォーマンス。
そこからは、厳しいオーディションを勝ち抜いた選抜メンバーの実力を堪能することができるでしょう。
ヒット曲をジャパニーズ・バージョンにアレンジ
セットリストには、韓国ですでにメガヒットを記録していた楽曲が並びます。
そのうち「CHEER UP」「TT」など5曲の楽曲を“Japanese ver. ”としてアレンジ。
ここからも日本のファンにアピールする意識がうかがえるでしょう。
今では日本語バージョンが当たり前になっている楽曲も、このときに戻って聴いてみると、新鮮な感じがしますね。
・Touchdown
・Like OOH-AHH -Japanese ver.-
・CHEER UP -Japanese ver.-
・JELLY JELLY
・KNOCK KNOCK -Japanese ver.-
・ONE IN A MILLION
・SIGNAL -Japanese ver.-
・TT -Japanese ver.-
・Medley (Like OOH-AHH〜CHEER UP〜TT〜KNOCK KNOCK〜SIGNAL)
出典: TWICE DEBUT SHOWCASE “Touchdown in JAPAN” /TWICE
オープニングから輝くメンバーたち
オープニング映像は、メンバー一人ひとりのイメージショットから9人全員のショットに変わり、ライブ会場へと導入。
メンバーカラーのペンライト「CANDY BONG」が一斉に振られます。
会場に期待感があふれる中、チアガール風のコスチュームで登場したTWICE。
TWICEのファン「ONCE」たちの歓声が響きます。
このライブのタイトルにも掲げられた「Touchdown」をオープニング曲に、オーディエンスを引っ張っていきます。
デビュー公演ならではの緊張感と初々しさ
韓国でのデビューから2年足らず、洗練されたcoolなイメージよりも、まだ初々しさが残るメンバーたち。
この年の6月28日にベストアルバム「#TWICE」をリリースし、日本デビューを果たした直後の本格デビュー公演でした。
それもあってか、出だしの表情などには緊張感もうかがえます。
それらがあいまって、この瞬間にしか味わえない雰囲気のステージとなっているのです。
片言の日本語でのMCに和む会場
曲の合間にはさまれるMCも、ライブならではの楽しみ。
日本人メンバーのサナ、ミナ、モモのリードで、韓国人と台湾人メンバーたちが片言の日本語で一生懸命トークしてくれます。
言葉に詰まってフォローしてもらったり、逆にかなりの上手さを発揮したりと、そのたびに沸くオーディエンス。
メンバーの個性がうかがえ、切れのいいパフォーマンスとは打って変わって、会場が和むひとときとなっています。