何かを成し遂げようとしたいけど、思うように上手くいかずやさぐれてしまっている人物が表現されていますね。
「テキトーな」とか「ありえねー」といったように荒っぽい男言葉を使うことによって、この歌詞で表現されている男のイライラ具合を感じ取ることが出来ます。
夢に向かって勢いよく飛び出したものの、空回りばかりでイライラしているという解釈でしょうか。
ヤンキー映画のワンシーンみたいです。
1番Bメロ
夢を語るフリしてれば
なんか大人になれる気がして
舌打ちをした
出典: https://twitter.com/lyrics_kattun/status/915659182992265216
見た目や世間体だけを考えてしまって、自分の本当の姿を出すことが出来ないのでしょう。
イライラして舌打ちしてしまいました。
世の中には「~したい。」と口だけでは大きな夢を語って、実際には何もしていないという人が多くいますが、そういう人はもしかしたら、この歌詞のように心の中ではイライラして舌打ちをしているのかもしれませんね。「こんなの俺じゃねぇ!」って。
2番メロ
新しいシャツ脱ぎ捨てて
ずぶ濡れになった火曜日を
笑いたきゃ笑えばいい
雨上がり濡れた堤防で
はじめて君についたウソは
いまも 乾いちゃいない
悪いけど賢くはないさ
きっとアタマよりココロで
考えるタイプ
出典: https://twitter.com/johnnys_songs/status/708255201518428160
「君」とあるので、おそらく女性に対して何かの嘘をついたことがわかります。
「はじめて君についたウソ」の内容は「いまも 乾いちゃいない」なので、おそらくこのウソは彼女に対して語った実際よりも大きい自分なのではないでしょうか。男は女性に対してすぐ見栄をはってしまいますからね。
しかし当時はウソであったとしても、それを現実にするために奮闘しているのでしょうね。
その後の歌詞で表現されているように、考えるより感じて行動を起こしてしまうあたりはやはりヤンキー映画っぽい一面があります。
最大のテーマ
サビで毎回繰り返される「リアルを手に入れるんだ」。
この「リアル」とはこれまでの歌詞から考えると、「本当になりたい自身の姿」と考えることが出来るのではないでしょうか。
夢を見て空回りし続ける人、世間体を気にして口先では受けのいいことを言っているが実際の心の中では本当にやりたいことがあってイライラしている人、彼女に見栄をはるために実際の自分よりも大きく見せてしまいそれを真実にして行こうと奮闘する人、それぞれの人物に、なりたい真実の顔、つまり「REAL FACE」があるのです。
その真実=「リアル」を掴もうぜ!という内容が、この「REAL FACE」で一番伝えたい事なのではないでしょうか?
動画情報
デビューしたての映像ということもあって、メンバーが皆若いですね。
初期メンバーも全員そろっています。今では3人となってしまったKAT-TUNなので、フルメンバーでのパフォーマンスを観るが出来るのも過去の映像だけになってしまいましたね。
観客を入れてのライブパフォーマンスということもあって、フロアの女性たちの悲鳴に近い歓声がものすごいです。
余談ですが、この曲のヘヴィなギターリフや、かの有名なハードロックバンドEUROPEの名曲「Final Countdown」のようなダサさを感じるキーボードリフが中々耳に残ります。
作曲に松本さんがかかわっているからこのようなハードロックテイストになっているんでしょうか?
おわりに
いかかでしたでしょうか。KAT-TUNのデビュー曲にして名曲「REAL FACE」。
ジャニーズファンの方はもちろん、アイドルを聴かないロックファンにも是非聴いていただきたい一曲です。
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