MaydayとGLAYのコラボ曲「Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)」
Maydayのオファーからできた楽曲
Maydayが日本デビューし、初の日本版のベストアルバムが2013年に発売されました。
アルバムのタイトルは「Mayday × 五月天 the Best of 1999-2013」。
そのアルバムの1曲目を飾るのが「Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)」です。
この曲は、台湾の人気バンドのMaydayと日本の人気のバンドGLAYのコラボ曲になります。
元々バンド同志で交流があり、日本デビューが決まった時にMaydayからGLAYにオファーしたのだそうです。
GLAYはそのオファーを受け一緒に曲を作ることになりました。
原曲の「傷心的人別聽慢歌」にGLAYのTAKUROが日本語の歌詞を担当。
GLAYのTERUがボーカルとして楽曲に参加することになり、MaydayとGLAYのコラボが実現したのです。
「傷心的人別聽慢歌」という原曲のタイトルとも違う「Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)」。
TAKUROの付けた歌詞には何度か共演している者同士だからこそ分かる意味が込められている様に感じます。
アシンとTERUのカッコいいツインボーカル!
MVは中国語版と日本語版の両方から出ています。
日本語版のMVはMaydayのボーカルであるアシンとGLAYのボーカルTERUが共演。
500本のマイクの前で歌う2人のツインボーカルがとてもカッコいいのです。
MVもぜひチェックしてください!
「Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)」の歌詞を解説をしていきます。
Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)の歌詞を解説
消費するだけの日常を捨てよう
時が来たと 風が告げる 見上げた空 鉛の色に曇る oh oh
白けた声 諦め顔 もう要らない 心のままにゆくよ oh oh
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
疲れている虚ろな日常に風が吹いていきます。
その風は何かのキッカケになったのでしょう。
その風を感じて、青空の見えない空を見て、自分の日常を振り返ります。
疲れ果てて太陽はもちろん青空すらも見えない日常。
そんな暗い日常は捨てて、自分の思うように進みたいと感じているようです。
触れたら指に 髪に ah すべて離したくない
けれど 胸の奥 何かが叫ぶよ
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
しかし、毎日続く暗い日常は指にも髪にも染みついています。
それを変えたくないという思いもどこかにあるようです。
日常を捨てて変えていくのはとても怖く勇気がいるものだから。
しかし、それではストレスはたまる一方。
心に秘めた思いは、今にも爆発してしまいそうなのでしょう。
心に秘めた思いが燃える
夢にメラメラメラメラ 燃えてHigh
真っ当にDancin' Dancin' Dancin' Dancin' Hey! Watch Your Step
たまにイライラしててもいんじゃない?
邪道なDancin' Dancin' Dancin' Dancin' 踊れよ
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
ここのサビはカッコよく盛り上がります。
暗く辛い日常は捨てて、心に秘めていた夢に火がついたようです。
その気持ちは高く燃え上がります。
夢に向けて踊るようにステップを踏む。
その道のりは楽なものではないようです。
足元はとても不安定なのでしょう。
それでも夢に向かい、こんな現実から逃げたいと願い足掻き続けます。
夢への道のりは険しく、憤りを感じることもあるでしょう。
それでもいいのです。
怒りや悲しみを感じるのは人間として当たり前の感情なのですから。
今の僕は嵐の中のFireballみたいさ
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
夢に向かい、不安や悲しみから抜け出そうとする自分。
そんな自分は燃え盛る火の玉のようだと感じています。
自分が火の玉だと思うほどに燃えているのです。