テーマは恋人に費やした時間!?
演奏スキルも高くて、メンバーたちのルックスもイケてる完璧なバンド、ACE COLLECTION。
今回は、そんなACE COLLECTIONが歌う「鬱憤」という曲を紹介します。
「鬱憤」は、2018年12月12日に配信リリースされた作品です。
この楽曲の大きな特徴は、時間に関する様々な"数字"が登場する歌詞にあります。
元カレと付き合っていた期間。
元カレとキスをした時間。
元カレと待ち合わせして、外で待たされた時間など。
そんなあらゆる数字が登場する、ユニークな歌詞になっています。
恋人と別れたことがある人は、思わず自分の過去の恋愛を思い出してしまうかも…!?
テレビモニターを使用したMVがかっこよすぎ!
ACE COLLECTIONの公式チャンネルでは「鬱憤」のMVを公開中です。
無機質でカッコイイテレビモニターに映るのは、歌って演奏するメンバーたち。
ACE COLLECTIONをよく知らなくても、このMVを見れば彼らのカッコよさに目を奪われるかも!?
とても芸術的で、夢中になれる作品といえるでしょう。
「鬱憤」をフルで聴くことができるMVとなっているので、この曲を知らない人は要チェック!
以下で紹介している歌詞の内容と照らし合わせながら、ぜひ視聴してみてください♪
君と過ごした時間は無駄!?歌詞の意味を解説
それでは、ユニークな歌詞の内容について、深く掘り下げて解説をしていきましょう。
この楽曲の主人公は女性。
色々な鬱憤が溜まって別れた元カレのことを思い返す内容の歌です。
なので、失恋ソングに分類できる歌といえます。
ただし、この楽曲は「失恋したから悲しい、切ない」といった気持ちは描かれていません。
その代わりに「別れてせいせいした!」という気持ちを歌っています。
最初はラブラブだったはずの主人公は、なぜ鬱憤が溜まってしまったのでしょうか。
その理由を詳しく見ていきましょう。
1番の歌詞
元カレと付き合い始めた頃の思い出
大抵のカップルがそのままのお互いを好きになって
付き合ったくせにいつのまにか交わすLINEの大好き
さえも意味をなくして3ヶ月くらいした時には
倦怠期とやつでMr.いざこざばかりご覧の有様
出典: 鬱憤/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎・LIKI
ここでは、歌詞の主人公と元カレが付き合い始めた頃の思い出が描かれています。
歌詞の主人公と元カレが付き合い始めた頃は、ラブラブなLINEを送り合うほどの仲だったようです。
でも、ラブラブな時期というのはそう長く続きません。
多くのカップルが倦怠期を迎えます。
主人公たちも多くのカップルと同じように、3ヶ月目あたりで倦怠期を迎えました。
もちろん、中には倦怠期を上手く乗り越えるカップルもたくさんいます。
でも、この主人公たちは倦怠期が始まってから、どんどん心の距離が離れていったようです。
「ご覧の有様」という言葉には「もううんざり…」といったような感情が込められているのでしょう。
付き合い始めてからまだそんなに経っていない頃から、元カレへの鬱憤が溜まり始めました。
あっさり「彼」に乗り換えた主人公
そんなこと言ったって喧嘩するほど仲がいいって言うし
私たちの愛はあなたに負けるわけないでしょ
あなたがそんなに言えるほど恋愛マスターじゃあるまいし
毎時毎秒彼のことばかり考えてるもう彼に乗り換えたの
出典: 鬱憤/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎・LIKI
しかし、鬱憤が溜まっているからといって、すぐに別れることは考えなかったようです。
「喧嘩するほど仲がいい」という言葉を信じて、元カレとの距離を縮めようと努力していました。
きっと、元カレの嫌な面もたくさん知ったのでしょうが、良い面もたくさん知っていたのでしょう。
だから、2人で協力すれば何とか乗り越えられると思っていたのです。
でも、ある時この主人公の前に「彼」という存在が現れます。
元カレにウンザリしていた所に現れた「彼」の存在は、相当魅力的に見えたのでしょう。
この主人公はあっさりと元カレを捨てて、すぐに「彼」と付き合い始めました。
かなり冷たい主人公ですね。
この部分だけ見ると主人公が相当冷たい人間のように見えます。
でも、後述する歌詞を見ると、元カレも主人公に対して冷たい対応をしているのです。
だから、あっさり乗り換えられても仕方ないといえるでしょう。
元カレに尽くしていたけど…
(※)君の最寄りまでわざわざ会いに行った20分間と
君と手を繋ぎあって過ごした6時間は幸せだった
お別れする2分間のホームの上でキスした3秒間と
君と付き合った2年間と3ヶ月と5時間と52秒は無駄
出典: 鬱憤/作詞:たつや◎ 作曲:たつや◎・LIKI