夏の名曲を振り返る!moumoonの「Sunshine Girl」を紹介
9月も末に近付き、ようやく涼しくなってきましたね。
今年の夏は皆さんどんな楽曲を聴いて過ごされたのでしょうか。
夏を迎えるたびに、毎年新しい夏の曲が生まれていきますが、ちょっと昔の楽曲も振り返ってみませんか?
ということで今回紹介するのは、moumoonの「Sunshine Girl」という楽曲です。
リリースされたのは2010年5月12日。ユニットにとって7枚目のシングルとなりました。
もう8年も前の曲なのですね!名曲というのは何年経っても色褪せないものです。
若い人たちにはあまり馴染みがないであろうこの曲ですが、「知らないなんてもったいない」の一言。
この記事ではその魅力を惜しむことなく語っていきましょう。
資生堂「ANESSA」のタイアップ
「Sunshine Girl」はmoumoon自身にとっても重要な意味を持つ楽曲です。
2007年にメジャーデビューした彼女たちは、この曲で初めてのオリコントップ10入りを果たしました。
このことからmoumooonの知名度は一気に広がったと言えるでしょう。
この曲のヒットは資生堂「ANESSA」のCMソングに選ばれたことが大きな理由です。
ANESSAのCMと言えば、起用された楽曲にはヒットソングが並びます。
懐かしいところで言えばBONNIE PINKの「A Perfect Sky」。
蛯原友里さん主演のCMが話題を呼んでいました。
この曲がBONNIE PINKに与えた影響も多大なものだったようですよ。
OTOKAKEにも記事があるので載せておきましょう。
A Perfect Sky(BONNIE PINK)はCMで大ブレイク!実は○○だけだった?歌詞も♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
夏にぴったりな曲「A Perfect Sky」が大ヒットし、シンガーソングライターとして脚光を浴びたBONNIE PINK。実はこの曲はCM用に作られ、サビしかない曲だったそうです。この曲の歌詞を読み解きながらBONNIE PINKに迫ります。
うん!ほんとに良い曲ばかりですね!
そして2010年には「Sunshine Girl」も。
資生堂の担当の方のセンスの良さを感じさせられます。
ジャケットまでCMと繋がっている!?
この年のANESSAのCMに出演していたのは蒼井優さん。
彼女の透き通るような肌がアップで映されるセクシーな演出で魅せてくれました。
彼女はCMだけではなく、なんと「Sunshine Girl」のジャケットにも写っています。
清楚だけど無邪気なその印象が、楽曲のイメージともぴったり。
CMからmoumoonを知ったファンにはこの仕様は喜ばれたでしょうね!
楽曲を考察
それでは肝心の楽曲について触れていきましょう。
「Sunshine Girl」はサビとAメロの繰り返しが基本となるシンプルな構成で作られた1曲。
メロディ単体を大切にする洋楽的なアプローチがmoumoonらしい部分でもあります。
サビ
イントロは口笛が演奏されるハッピーな雰囲気で始まります。
そこから展開されるサビで聴けるのは、スキップしたくなるような明朗なメロディ。
また、YUKAの特徴でもある流暢な英語フレーズも堪能出来ます!
なんでもYUKAは10代の頃に留学経験があるらしく、英語が得意なようですね。
本場仕込みの発音は流石といったところです。
Aメロ
Aメロはサビの跳ねたイメージと比べると平坦な面持ちを見せます。
YUKAの素朴な魅力を引き出すようなメロディになっていますよ。
牧歌的なベースとピアノも相まって、真っ直ぐにスッと染み込んでくる印象です。
この隙間のあるサウンドもYUKAの歌唱力があってこそのもの。
歌に信頼を置いているからバックもシンプルに出来るのですね。