星野源【不思議】歌詞の意味を考察！理由もない恋とは？遺らぬ言葉の中にいつもいる僕らの関係性を紐解く

星野源さんの「不思議」は2021年4月27日に配信リリースされた曲です。

TBS系ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌に起用されています。

1曲の中で構成がバラエティ豊かに展開して、星野さんの音楽性の高さがうかがえる曲となっています。

ドラマはシェアハウスで展開される男女の恋愛模様を描いたものとなっています。

そのラストに効果的に「不思議」が流れ、男女が近づき、すれ違うさまを表しています。

CDの形では2021年6月23日に「不思議/創造」という形で「創造」とカップリングでリリースされています。

「不思議」は作詞・作曲・編曲・プロデュースともに星野源さんが担当しています。

俳優としてもミュージシャンとしても才能あふれる星野さんですが、曲のすべてが自分のアイデアなのですね。

演奏も長岡良介さん（東京事変）、ハマ・オカモトさん（OKAMOTO'S）が参加するなど豪華メンバーです。

この曲を発表した直後に星野源さんは女優の新垣結衣さんと婚約を発表されました。

そんな背景からも、この曲の歌詞には注目が集まっています。

果たして星野さんの恋愛観はこの歌詞に反映されているのでしょうか。

ミュージックビデオも公開されていますので、ぜひご覧ください。

最初のAメロはイントロもなく、静かに始まります。

苦しい世界や生きにくい世界で生きることが表されています。

その象徴が水なのではないでしょうか。

しかし、出会いがそんな世界を変えてくれます。

息苦しかった世界が変わったように感じられました。

変えたくて変えたというよりは、「変わってしまった」。

大きな力が働いたかのような表現です。

次のセクションは少しリズムが入り、星野さんの高音から入るパートです。

歌の中の2人はまだ好きなのか確かではないようです。

特に言葉で確かめ合ったわけではないのではないでしょうか。

本能では好きだと思っていて、それが行動に出ています。

一方で、それを言葉で伝えようとはしていません。

そんな迷いが見える部分です。