バンド初心者の曲の選び方

これからバンドを始める初心者にとって、曲選びは楽しくも悩ましい時間ですよね。

知っている曲、好きな曲の方が演奏していて楽しいのはもちろんですが、だからといってあまりにも難しい曲を選んでしまうとバンドとして成り立たない……という事態もあり得ます。

初心者バンドの曲選びで気をつけるべきポイントは以下の2つです。

演奏するのが難しくないか?

まず、当たり前ですがメンバー皆が演奏できるかどうか」というのが最重要のポイントになります。

ギターのコードやベースのフレーズは難しくないか、ドラムのリズムは複雑じゃないか、ボーカルが高すぎたり低すぎたりしないか、曲全体のテンポが早過ぎないかなど、無理なく演奏できそうかどうかしっかり曲を聴いて判断してみましょう。

名曲なら弾いてみた動画やバンドのコピー演奏の動画も多いので、そういった実際の演奏を見て自分たちにもできそうか参考にするのもいいでしょう。

文化祭やイベントで盛り上がるか?

バンド初心者のライブデビューの舞台といえば、文化祭や大学祭のステージ、ライブハウスでの学生向けのコピーバンドイベントなどが定番の場です。コピーする曲を探しているあなたも、そんな場所で楽しく演奏できる曲を求めているのではないでしょうか?

そういった場所で演奏するからには、精一杯楽しんで、できれば見ているお客さんにも楽しいと思ってもらいたいですよね?簡単に演奏できるからといって、退屈に感じる曲を選ぶとせっかくのバンドの楽しさも感じられません。

「自分たちやお客さんが盛り上がりやすい曲かどうか」も、曲選びの大切なポイントになってきます。

この2つのポイントを踏まえて、初心者バンドにおすすめの曲をリストアップしてみました。

男の子ボーカル向けのおすすめ曲

空も飛べるはず/スピッツ

空も飛べるはず

国民的バンド、スピッツ名曲です。

ゆったりしたテンポで演奏しやすく、難しいパートや複雑なフレーズもないので初心者にはぴったりの曲でしょう。

それぞれのパートがコピーしやすい上に、バンド全体で合わせるのも難しくありません。まさに初心者にぴったりの曲です。

 

小さな恋のうた/MONGOL800

小さな恋のうた

初心者バンドの定番練習曲としても有名な曲です。カラオケなどでも人気ですね。

明るいメロディやアップテンポのノリで、爽やかに盛り上がれるのが魅力です。

ギターは基本的なコードばかりでベースも動きが少なく、ドラムもシンプルで叩きやすいフレーズが中心になっています。最低3人という少人数で演奏できるのもポイントです。

 

リライト/ASIAN KUNG-FU GENERATION

ソルファ

こちらもカラオケやコピバンの定番曲です。シンプルながらストレートなロックナンバーですね。

この「リライト」に限らず、アジカンの初期の楽曲は初心者にもおすすめのものが多くあります。

かっこよくて熱い曲が多いので、男らしいバンドがやりたい人には特におすすめです。

リンダリンダ/THE BLUE HERATS

リンダ リンダ(デジタル・リマスター・バージョン)

「リンダリンダ」も男らしい曲として人気ですね。パンクロックは演奏的にシンプルなものが多く、初心者でも入りやすいジャンルです。

疾走感があってアップテンポな曲調なので、難しく考えずガシガシ弾いて楽しめます。

少し演奏が荒くなっても勢いや熱量で迫力をもって聴かせられるのもおすすめポイントです。