2ndアルバムからの大ヒットシングル

「METEORA」のシングルカット曲

【Numb】は2013年に発表された曲です。

Linkin Parkの2ndアルバム「METEORA」の一番最後に収録されています。

このアルバムからは【Numb】を含む6曲がシングルカットされました。

その中でも一番のヒットを記録したのがこの曲です。

ビルボード誌のホット・モダン・ロック・トラックスチャート (Hot Modern Rock Tracks) において12週連続1位を獲得した。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ナム

Jay-Zとのマッシュアップ

2014年に、人気アーティストJay-Zとのコラボレーションアルバムが発表されました。

このアルバム「Collision Course」の中に、【Numb】も収録されています。

Jay-Zの曲「Encore」とマッシュアップした、「Numb/Encore」という曲です。

この曲は2006年公開の映画「Miami Vice」の主題歌となりました。

プロ野球選手の登場曲としても、たびたび使用されています。

プロ野球選手が自身の登場曲として「Numb/Encore」を起用する例が数例あり、日本プロ野球の新庄剛志 (SHINJO) 、青木宣親、森本稀哲、宮出隆自、陽岱鋼、メジャーリーグベースボールのアレックス・ロドリゲスなどである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ナム

期待に潰される

ここから【Numb】の歌詞を見ていきましょう。

I'm tired of being what you want me to be
Feeling so faithless, lost under the surface
I don't know what you're expecting of me

出典: Numb/作詞:HAHN JOE,SHINODA MIKE,DELSON BRAD,FARRELL DAVID,BOURDON ROBERT G,BENNINGTON CHESTER CHARLES 作曲:HAHN JOE,SHINODA MIKE,DELSON BRAD,FARRELL DAVID,BOURDON ROBERT G,BENNINGTON CHESTER CHARLES

【訳】

私はあなたの期待通りの人物になるのに疲れてしまったんだ

とても不誠実な気持ちだよ、見えないところで気持ちが失われている

私にはあなたが何を期待しているのかがわからない

気持ちの限界

主人公は周りから期待されているような人物になろうと、努力と無理を重ねてきたようです。

ついに気持ちの限界を迎えてしまいました。

まだ周りには気付かれていないようですが、もう無理だと感じています。

頑張ろうという気持ちが失われるほど、追い詰められているのでしょう。

そんな自分を、周囲に対して不誠実だと後ろめたく思う気持ちもあるようです。

それでも、もう自分が何を期待されているかも見えなくなってしまいました。

Put under the pressure of walking in your shoes
(Caught in the undertow, just caught in the undertow)
Every step that I take is another mistake to you
(Caught in the undertow, just caught in the undertow)

出典: Numb/作詞:HAHN JOE,SHINODA MIKE,DELSON BRAD,FARRELL DAVID,BOURDON ROBERT G,BENNINGTON CHESTER CHARLES 作曲:HAHN JOE,SHINODA MIKE,DELSON BRAD,FARRELL DAVID,BOURDON ROBERT G,BENNINGTON CHESTER CHARLES

【訳】

あなたみたいになるんだってプレッシャーをかけられている

(逆流に捕らわれている、まさに逆流にとらわれているんだよ)

全てにおいて私がやろうとすることはあなたにとっては間違いなんだ

(逆流に捕らわれている、まさに逆流にとらわれているんだよ)

身動きできない