初のディズニー映画主題歌
テーマは「キズナ」
2018年11月5日に日本で上映開始されたディズニー映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」。
そのエンドソングを歌うのはなんと青山テルマです。
初めてのディズニー映画のエンドソングということで、青山テルマ本人も驚いたとのこと。
楽曲のタイトルは「In This Place~2人のキズナ」。
「キズナ」をテーマに書き下ろされた歌詞はとても感動的です。
思わず凹みがちな人の背中を優しく押してくれる、応戦ソングとなっていますよ。
英語版と日本語版でアレンジが違う
しっとりと歌い上げる英語版
今回の「In This Place~2人のキズナ」は英語版のアレンジと大胆に雰囲気を変えているのが面白い点。
まずは英語版のMVを見てみましょう。
アメリカ合衆国のシンガーソングライター、ジュリア・マイケルズが歌唱。
エッジの混ざった美しい透き通る歌声で楽曲は展開していきます。
夕焼けに照らされた景色の中では、映画のシーンとマッチした車による演出がされているようです。
シンプルに聴かせる音色が、とてもカッコいいですね。
軽やかに歌い上げる日本版
つづいて青山テルマによる日本版をチェックしてみましょう。
同じメロディなのに全然雰囲気が違うと思いませんか?
カジュアルでポップなサウンドにアレンジされ、歌唱もより軽やかなものとなっています。
程よい脱力感が何ともいえない空気感を醸し出していますね。
日本版のMVの演出が面白い
青山テルマによる「In This Place~2人のキズナ」のMVを見て真っ先に注目するのはその面白さ。
身体を張って数々の試練を乗り越えています。
回すルーレットに表示されているのはどれも「罰ゲーム」とも呼べる刑の数々。
これには「様々な表情を見せる」という意図があるとのことです。
確かに、心のままに思い切り表情を浮かべているのが印象的ですね。
言葉にせずともその気持ちが伝わってきます。
英語版のMVとは真逆の演出といっても過言ではないでしょう。
青山テルマのポップな世界観に満ちたMVと楽曲です。
インタビューをチェック
楽しそうなダンスと「作詞」への思い
YouTubeには、映画のイベントでの青山テルマの歌唱とインタビューがアップされています。
ダンスをしながらの歌唱はとても楽しそうです。
終始笑顔で、カラフルな衣装がポップな曲調とマッチ。
そして、インタビューでは彼女の飾らない言葉で「作詞」にかけた思いが語られています。
「友情」をテーマにした映画に登場するキャラクター、ラルフとヴァネロペの関係性。
そこから「誰かの応援ソングになってほしい」と考え、制作された楽曲のようです。
彼女が映画を見たうえで感じた「友情」や「キズナ」とはどんなものなのでしょうか?