それでは、いよいよTOP3の曲を発表していきます。
3位 雨のち晴レルヤ
ポツリポツリと町の色 変わってゆけば
傘はなくとも雨空に 唄うよ
出典: 雨のち晴レルヤ/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁/佐藤和哉
歌詞の中で雨の音をそのまま入れるのは珍しいのではないでしょうか。
雨であっても、楽しく過ごそうという前向きな気持ちがうかがえますね。
どんな君でも アイシテイル
顔を上げてごらん 光が照らす
涙の河も 海へと帰る
誰の心も
雨のち晴レルヤ
出典: 雨のち晴レルヤ/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁/佐藤和哉
雨とかけられているのは、涙ではないでしょうか。
やまない雨はないといいますが、ここでは、雨が止んだ後には「晴レルヤ」といっています。
2位 夏色
みんな夏が来たって浮かれ気分なのに
君は一人さえない顔してるネ
そうだ君に見せたい物があるんだ
大きな五時半の夕やけ
子供の頃と同じように海も空も雲も僕等でさえも
染めてゆくから…
出典: 夏色/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁
あまりそういう曲としてとらえられることはありませんが、夏色も男女の恋模様が歌われています。
「君」に見せたいものがあるといって連れていった先、それは夕やけです。
変わりゆく街並みや、人々の中でも変わらず染めてくれる夕やけです。
そんな夕やけを見せて元気になってほしいんでしょうね。
この長い長い下り坂を
君を自転車の後ろに乗せてブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってく
出典: 夏色/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁
サビの部分の歌詞です。
「ブレーキいっぱい握りしめて」という表現が多くのリスナーから人気です。
いっぱいという表現が男性の一途さや、「君」への想いを物語ってくれています。
そしてゆっくりと下って行くんです。
1位 栄光の架橋
1位は「栄光の架橋」です。NHKのアテネオリンピックのテーマソングとして日本中に知られていますね。
勝者のみではなく敗者にもあてはまる曲として応援歌としては珍しく、栄光への過程が紡がれている曲です。
そのためオリンピック以降も多くの人に愛されている曲になっているのではないでしょうか。
誰にも見せない 泪があった
人知れず流した 泪があった
決して平らな 道ではなかった
けれど確かに 歩んで来た道だ
出典: 栄光の架橋/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁