20才を迎えたちゃんみな第1期を総括!
『未成年』からひとりの女性へと成長
2018年の10月で20才の節目を迎えたラッパー・シンガーのちゃんみな。
「高校生ラップ選手権」での衝撃的なデビュー以降の快進撃はもはや説明不要でしょう。
音楽のみならずファッションアイコンとしてもユースカルチャーに絶大な影響力を持つちゃんみな。
デビュー曲『未成年 feat.めっし』の発表から数えてもキャリア的には新人といえます。
しかしTeddy Loid、MIYAVIなど他ジャンルからもコラボを熱望される存在に成長したのです。
『PAIN IS BEAUTY』で10代の過去を総括
愛されていたのに
気がつけてなかった
もうなに言われてもいいや
Go and hate me all you want
出典: PAIN IS BEAUTY/作詞:ちゃんみな 作曲:ちゃんみな,RYUJA,Yui Mugino
日韓のハーフで帰国子女というちゃんみな。
『Princess』では閉鎖的な日本社会を象徴するような壮絶なイジメ体験を語っていました。
20才を迎え1人の女性に成長したちゃんみなは『PAIN IS BEAUTY』をリリース。
そこにはポジティブに自身の過去を受け入れる強固な姿勢が綴られていました。
10代の過去を総括した『PAIN IS BEAUTY』の発表をもって第1期ちゃんみなは完結。
そこで今回紹介したいのが第2期ちゃんみなの始まりを告げる楽曲。
リリースに先駆け公開されたティザー映像の魅力を中心にその内容を紹介いたします。
第2期ちゃんみなの幕開けとなる『I'm a Pop』
刺激的で攻めた楽曲でチャートを席巻!?
CDの発表に先駆け各種サブスクで配信された表題曲はすでに多くの方の耳に入ったことでしょう。
「わたしはポップでロック、そしてヒップホップだ」
つまらないジャンル区分を一蹴した歌詞はとても攻撃的です。
乗りこなすのはYoung Thug以降のトレンドであるトラップミュージックを踏襲したクールなビート。
『I'm a Pop』は退屈な毎日に辟易している多くの若者に受け入れられることでしょう。
こんな刺激的な楽曲がチャートを席巻する様は想像するだけでも快感です。
日本の音楽シーンにとって『I'm a Pop』は極めて健全な働きを促す刺激剤となることでしょう。
ティザー映像をチェック!
ヒョウ柄が似合いすぎるちゃんみな
こちらが2019年1月31日に公開された『I'm a Pop』のティザー映像です。
ティザー映像とは映画でいう特報のようなショートサイズの広告映像を指します。
近年このティザー映像を効果的に使用したマーケティングは先鋭的なアーティストの主流です。
まず誰もが思うであろう感想を言わせていただきます。
ちゃんみな、ヒョウ柄似合いすぎです!
2019年、ファッショントレンドはレオパード柄からゼブラ柄に移行するといわれています。
しかし『I'm a Pop』のMVを見た女子にはもはやそんなトレンド予測は関係なし!
モテ系メイクなどおかまいなしにゴールドのアイメイク、真っ赤なルージュで決めちゃいましょう。
すべてをちゃんみな色に染めた映像
I’m a pop
I’m a rock
and I’m a hiphop
出典: I'm a Pop/作詞:ちゃんみな 作曲:ちゃんみな,Ryosuke'Dr.R'Sakai
約30秒の『I'm a Pop』のティザー映像。
自然体にふるまうちゃんみなをワンカメラで撮影したごくシンプルな作りです。
しかし画面を縁どるSNS風のフレーム。
映し出されるサビのフレーズとCAHNMINAのタグ。
これら全てがヒョウ柄で彩られています。
投げかけられる鋭い視線は練馬のビヨンセというよりニッキー・ミナージュです。
ちなみに初回盤には20才の誕生日に開催したライブ映像を収録したDVDが付属!
さらに早期購入特典としてステッカーが付いてきます。
本編が非常に楽しみに作りになっていると思ってしまった筆者。
まんまとちゃんみなのマーケティングの餌食となったようです...。
続いて公開された本編のMVも見てみましょう。