花びらが色付く季節と言えば、春ですね。バラやサツキ、さくら、梅など色とりどりの花が咲き始める季節です。

また咲き誇るという言葉から、色づいているのはさくらではないかと連想できます。

あなたが好きだったことを知っているのは、一緒に何度も来ていたからではないでしょうか。一緒に見ていた景色を一人で眺めながら歩いていく。

そんな切なさに胸が締め付けられます。

ゆず シングル「逢いたい」北川悠仁作詞の楽曲♪歌詞の意味とは?の画像

理解り合えずに傷付けた
幼すぎたあの日々も
確かな愛に包まれていた事を知りました

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

若い頃は、反発もするし反抗期もあります。親に対してひどい口を叩いた人もいるでしょう。

しかし、今思い返せば小さな頃からずっと大事に愛されていたことを痛感している歌詞ですね。

逢いたい逢いたい忘れはしない
あなたは今も心(ここ)にいるから
ありがとうありがとう伝えきれない
想いよどうか届いて欲しい

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

サビのリードボーカルは岩沢厚治に変わります。

高く突き抜けるあの声が、天国にいるあなたに届く真っ直ぐな想いのようですね。

人は2度死ぬと言われています。1度目は肉体が死んだ時、そして2度目は人の記憶から忘れられてしまった時。

あなたがこの世に存在しなくなっても、あなたは心の中に存在しているから生きているんだと歌い上げています。

もしもあなたに逢えるなら色んな「ありがとう」を伝えたいけれど、今はもう逢うことはできない。

なら、せめてこの想いだけでも天国に届けと盛り上がる曲と同時に想いも盛り上がっていきますね。

朝の光に目を細めて 
新しい日常が始まるけど
気付けばどこかに探してしまう
もういない あなたの姿を

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

あなたはもういないのに、気づいたら探してしまう。

そんな体験をしたことも多いと思います。心が「あなた」を求めている情景が目に浮かびますね。

ゆず シングル「逢いたい」北川悠仁作詞の楽曲♪歌詞の意味とは?の画像

何も言わずに微笑んだ優しかったあの笑顔
生きる苦しみ
喜びを何度も教えてくれた

溢れて溢れて声にならない
あなたを空に想い描いた
泣いたり笑ったり共に歩んだ
足跡永遠に消えはしないさ

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

体中から哀しみや寂しさが溢れていることが分かります。

無口だった優しいあなたの顔を空に想い描き、一緒に生きてきたことを誇りに思う気持ちが伝わりますね。

「空」に描くことで、ただ悲しいだけじゃなく、顔を上げて上を見上げている=前向きに受け止めていることが分かります。

嗚呼 果てしなく また巡り逢う命
もしも願いが叶うのなら もう一度…

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

あなたと別れてしまったけれど、命は果てしなく巡るから、またいつか出会えると信じ前を向いていこうと考えているようですね。

けれど、やはりまだ踏ん切りがつかず「逢いたい」という気持ちが溢れだします。

逢いたい 逢いたい 忘れはしない
あなたは今も 心(ここ)にいるから
ありがとう ありがとう 伝えきれない
想いよ どうか 届いて欲しい
声も 温もりも 優しい微笑みも
心(ここ)にいるから 逢いたい

出典: 逢いたい/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

あなたの存在全て、この心の中にいる。そう何度も叫びながら、ラストに「逢いたい」と声を上げます。

大切な人を失ってしまった時の心の整理がつかない葛藤が見えます。

でも、その葛藤が何よりも共感できるポイントなのではないでしょうか。

まとめ

ゆず シングル「逢いたい」北川悠仁作詞の楽曲♪歌詞の意味とは?の画像

いかがでしたか?

第60回NHK紅白歌合戦で「逢いたい」を歌唱した時には、父親の写真を持参していたという北川悠仁。

苦労して生み出された「逢いたい」は、大切な人を失ったすべての人に響く名曲ですので、ぜひ聴いてみてください。

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