嵐「One Love」
花嫁から圧倒的支持率!最強ウェディングソング
嵐というグループの持つ「誠実な愛情表現」という強みが最大限に活かされた楽曲と言えば、『One Love』ではないでしょうか。
『One Love』の凛々しさに導かれるように、嵐は国民的スーパーアイドルの階段を駆け上って行きました。
「嵐の代表曲」「嵐のウェディングソング」(09年duet誌)と嵐の松本潤さん自らが語る楽曲です。
結婚式のクライマックスに流れる最強ウェディングソングとして、今もなお花嫁から絶大な支持を集めている理由は、この楽曲に「結婚式で新婦が新郎に誓って欲しいフレーズ」が贅沢に詰め込まれているからかもしれません。
花より男子ファイナルのストーリー
不滅の人気ラブストーリーの映画版主題歌
ブルジョアが通う高校のトップグループ「F4」やとりまきたちのいじめに負けない雑草のような少女つくし。やがてF4のリーダー格である”俺様キャラ”な道明寺司と恋に落ち、婚約しました。 映画版では、その結婚式までを描いています。
”マツジュン”ブームとなった2005年の秋ドラマ『花より男子』、そして待望の続編が2007年冬ドラマに『花より男子2』として実現したことで、嵐の人気は不動の物となりました。
1シーズンの主題歌『WISH』、2シーズンの主題歌『Love so sweet』は、ともに嵐の代表作として知名度抜群となる中、『花より男子F』の主題歌として発表されたのが『One Love』でした。
同じドラマの題材を使い、『Love so sweet』以上のベストマッチな楽曲を作るのは無理ではないかというファンの心配をよそに、今ではウェディングソングの定番として、時を越えて受け継がれている名曲となっています。
1番の歌詞の解釈
恋が愛になる瞬間を描く
松本潤演じる道明寺司が、1人の男性としてプロポーズをしなおす「One Love」の世界を味わいましょう!
伝えたくて 伝わらなくて 時には素直になれずに
泣いた季節を 越えた僕らは 今とても輝いてるよ
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
容姿も才能も権力も、財力すらも生まれながらに持ち合わせている自分が生きているだけで、世の女は幸せだと確信していた彼の前に現れた、そのどれもが通じない女・牧野つくし。
彼が良かれと思った行動が彼女をいらだたせ、また彼女が差し出す好意をあざけってしまった過去のあやまちで、互いに十分に傷つけあった二人でした。
だからこそ、お互いが心の中に秘めていた、あるいは気づいていなかった悲しみを察するようになり、甘い言葉やプレゼントでは届かない真心を分け合うようになったのです。
泣いた季節を幾度も乗り越えたから、その輝きが二人を今包んでいます。
それぞれ描く
幸せのかたちは重なり
今大きな愛になる
ずっと二人で 生きてゆこう
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
御曹司と雑草。
世界的な実業家となる未来が待っている自分の想像する幸せと、弁護士になりたい彼女が目指す幸せが違うことにいらだち、そんな相手を自分に合わせようと無理をさせたこともあったけれど、悟ったのです。
二種類の幸せを重ねることで、幸せは大きく膨らみ、愛はそうやって強くなることを。
「ずっと二人で生きてゆこう」と、力強いプロポーズ。
百年先も 愛を誓うよ 君は僕の全てさ
信じている ただ信じてる 同じ時間(とき)を刻む人へ
どんな君も どんな僕でも ひとつひとつが愛しい
君がいれば 何もいらない きっと幸せにするから
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
この先、相手がどのように変わろうとも、自分が変わっていこうとも、百年先まで愛していられる二人の繋がりを信じる強さを得たことで、その全てを幸せと感じられるのです。