思い出をブーケにして花嫁へ
「おまえのことだけは絶対に好きにならない！」から始まった二人の思い出が、昇華されます。
雨の中で君を待ってた 優しさの意味さえ知らず
すれ違いに傷ついた夜 それでもここまで来たんだ
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
牧野つくしを待って、冷たい雨のなかでずぶ濡れになっていた道明寺司の切なさが蘇る一節。
二人の恋が走り出す印象的なシーンでした。
かけがえのない 出逢いは奇跡を繋いでく
思い出 重なりあう
はじまりの歌 鳴り響いて
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
すんなりいくことの方が少ない二人でした。
それなのに、たくさんの仲間たちや偶然に導かれるように恋はどんどん紡がれていき、かけがえのない思い出が絆を深めて行きます。
そして今、たったひとつの愛がはじまる歌を捧げています。
どんなときも 支えてくれた 笑い泣いた仲間へ
心込めて ただひとつだけ 贈る言葉はありがとう
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
仲間に贈るただひとつだけの言葉「ありがとう」。
これもまた『One Love』のテーマなのかもしれません。
「幸せな結婚」の本質をシンプルに伝えるこのフレーズが存在するから、『One Love』は時を越えて支持されるウェディングソングとなっているのではないでしょうか。
百年先も愛を誓うよ 君は僕の全てさ
愛している ただ愛してる 同じ明日約束しよう
世界中に ただ一人だけ 僕は君を選んだ
君といれば どんな未来も ずっと輝いているから
出典: One Love/作詞:youth case 作曲:加藤裕介
それまでの道明寺司なら「世界中の女の中からお前を選んでやったんだ、感謝しろよ！」という所でしょうが、『花より男子F』での彼は、世界でただ一人、愛を捧げる牧野つくしの存在に心を奪われています。
自分の心を支配する一生ものの確信をもう一度味わうように、「僕は君を選んだ」と歌うのです。
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