基本のギターアルペジオだけで弾ける曲！

ドラマ「リッチマン・プアウーマン」の主題歌としても話題になった、miwaの「ヒカリへ」もギター弾き語りに人気の曲といえます。

ギターアルペジオの初心者にとっても、取り組みやすい曲としておすすめできます。

この曲は、ビートの効いたバンドバージョンと、しっとりとしたバラードにアレンジされた弾き語りバージョンがあります。

弾き語りバージョンでは、4フィンガー奏法を基本にしたアルペジオとなっています。

動画などで確認すると、右手がパターン化されていてほとんど動いていません。

バンドバージョンもイントロの部分はアルペジオ奏法ですが、こちらは少し難しい指運びになっています。

アルペジオを楽しむために、気に入った曲の一部分だけ弾いてみることも良い練習になります。

いろいろな曲を聴いてみて好きなフレーズをたくさん弾けるようになると、練習も楽しいですね。

次の3曲は印象的なイントロが魅力のおすすめのナンバーです。

他の曲でもイントロだけでなく間奏にシックなアルペジオを用いたものも数多くあります。

ロック史上に残る伝説的な曲とも言えるのが、レッド・ツェッペリンの「Stairway to Heaven (天国への階段)」でしょう。

ギターのソロパートから始まるこの曲をアルペジオで弾くのは、どことなく武骨なシブいイメージがあり格好いいですね。

ハードロックバンドでありながら、哀愁漂うメロディーや画期的なアレンジで知られるレッド・ツェッペリン。

この曲はイントロのギターアルペジオがあまりにも有名で、ギター少年たちがこぞってコピーしました。

4フィンガー奏法で弾いてみましょう。

基本形のパターンを少し変えないと弾きにくいですが、練習してみると意外とシンプルなアルペジオだということがわかります。

注目するフレーズとしては、やはりイントロからAメロに入るところでしょうか。

左手がハイコードになるので少し大変ですが、ベース音が半音ずつ下がっていく進行を意識するとより雰囲気が味わえるでしょう。

伝説的なグループ・ビートルズの隠れた名曲とも言える「Blackbird」も、アルペジオ奏法を楽しむのにぴったりな曲です。

この曲のイントロ、実際は2フィンガー奏法でストローク的部分も入れて演奏されています。

…が、ほとんどの楽譜や教本では3フィンガーのアルペジオで紹介されています。

初心者がチャレンジするにはかなりハードルが高く、アルペジオの登竜門的な立ち位置でしょうか。

4分音符1音ずつコードが変わるので左手が忙しい曲。

左手をスライドさせてコード移行するタイミングに、遅れないように右手を合わせるのがコツです。

ギターの神様とも呼ばれるエリック・クラプトンの名曲「Change the world」は、そのアルペジオに魅せられてギターを始めた方もいらっしゃるでしょう。

アルペジオを存分に楽しむことのできる曲としておすすめです。

この曲は「Tears in Heaven」とともにギターの美しいメロディーが世界中で好まれヒット。

映画の主題曲にも使われグラミー賞も受賞しました。

イントロ部分のアルペジオは有名なフレーズです。

基本的に3フィンガー奏法ですが、2本の弦を同時に弾く箇所があるのが特徴です。

シンコペーションを多用したリズムも意識しましょう。

弾き語りの場合は、小節の頭のベース音をしっかり弾くことでリズムに乗れると思います。

ギターを始めたばかりの初心者の方でも、しっとりとしたバラードを雰囲気たっぷりに楽しむことができるアルペジオ。

ぜひアルペジオの練習を重ねて、お気に入りのアーティストの曲を楽しんで頂ければと思います。

ギターの練習は、焦らず少しずつ積んでいくことが重要です。

少し辛抱が必要ですね。それでもアルペジオは1音ずつマスターしていくことで必ず上達できます。

また、アルペジオは将来のギター技術にも応用できます。

メロディーをつま弾くソロや、旋律を取り入れたインストゥルメンタルです。

歌いながら弾く弾き語りはもちろん。

バンドを組んでオリジナルの曲を披露する時もバラードの雰囲気をかもし出すスキルとして便利です。

「OTOKAKE]では、他にもクラシックギターの選び方や、ギターストローク奏法の説明。

エレキギターについても解説した記事など、関連するページが多数あります。ぜひ参考にしてみてください。