HY【no rain no rainbow】歌詞を徹底解説！悲しみにも意味がある？虹が表すものとは…

月に虹がかかっているのは現実には有り得ない光景です。

ここでは「月」が冒頭で登場した「過去に主人公の側にいた人物」を表しているのだと思います。

やはりすでに亡くなっているのでしょうか。

もしくは単純に、主人公が夜空を眺めて希望が生まれたことを実感しているのかも。

いずれにしても、先ほどの歌詞のように、今度は自分が他者を元気づけようと決意したようです。

辛い出来事を克服した姿をちゃんと見ているし、知っているよ。

そんな風に自分に対して呼びかけているようにも読み取れますね。

苦労は表に出したがらない主人公にとって心強く励まされる言葉だと思います。

一度落ち込んだとしても、そこから這い上がり前へ進んでいるのなら。

それはきっと自分にとって誇れる過去に変わっていることでしょう。

誰だって落ち込むことはあります。

そんな経験も含めて、「自分」であると肯定的に認めることは気分を上向きにする良い方法です。

ライブMVでは手を挙げてピョンピョン飛んでいた部分です。

何度も繰り返すことによって「今は悲しくてもいつかは虹がかかるよ」というメッセージを強調している効果もありますね。

ライブではメンバーと一緒に大合唱したいところ。

歌っている内に段々とパワーが湧いてきそう。

「貼る」という表現は絆創膏のようにペタッと貼るのをイメージしているのでしょうか。

なんだかかわいらしく感じました。

虹からはどんなイメージが湧きますか？

雨上がりに虹を見かけると「ラッキー♪」と思いませんか。

虹は幸運を連想させるハッピーなものでもあります。

『no rain no rainbow』の歌詞ではそういったプラスな出来事を全て象徴しているものとして使用されているというわけです。

さて、雨に降られた主人公は虹というポジティブを見ることができました。

これからどうなっていくのでしょうか。

一貫して天気で主人公の人生や気持ちを表していますね。

晴天の空の下、という爽やかな光景が目に浮かびます。

もちろん空には虹がかかっていることでしょう。

青空のように澄み切った心になれた主人公は、同じような境遇の人へと呼びかけています。

どんなにくじけても、いつかは虹を見ることができる！と。

そして、彼女（彼）は今お互いに支え合うことができるパートナーが側にいます。

一緒に寄り添って人生を歩んでいくのかもしれません。

主人公にとっての「虹」はもう一人で泣かなくてもいい、肩を抱いてくれる誰かがいるということではないでしょうか。

そんな風にも感じました。

『no rain no rainbow』は天気を上手く人生の浮き沈みに例えている曲でした。

一緒に歌っていると思わず元気が出てくるのではないでしょうか。

HYらしい心が温まる楽曲に仕上がっていると思います。

臨場感と一体感を感じることのできるライブミュージックビデオと共に改めて聴いてみてください。

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