函館生まれの人気ロックバンド、GLAYとは?
1988年にGLAYとして結成して以来、何度かメンバーの入れ替わりを経て1992年にJIROが加入し、現在のメンバーになりました。
結成後、1994年にシングル『RAIN』でメジャーデビューして以来、表立った活動休止や解散をすることなく現在まで精力的に活動を続けています。
いわゆるヴィジュアル系ロックバンドですが、比較的ポップに近い曲やロックバラードが多いのが特徴です。
作詞作曲はほとんどバンドのリーダーであるTAKUROが務めていますが、最近では他のメンバーが作曲を担当する機会も増えています。
数々の伝説を生み出してきたGLAY
デビュー以来、活動停止をすることもなくシングルやアルバムをリリースし続けているGLAY。
天才作曲家TAKUROが織り成す楽曲と、メンバーの素晴らしい演奏に支えられ、オリコン1位やミリオンセラーなど、数々の伝説を生み出しています。
- 24作品がオリコンチャート1位獲得
- シングルミリオンセラー獲得6作品(日本歴代4位)
- 初のベストアルバム「REVIEW-BEST OF GLAY」は487万枚を売り上げ、オリコン年間チャート1位を獲得。当時『日本で最も売れたアルバム』としてギネス記録に
- 「日本レコード大賞」「日本有線大賞」「日本ゴールドディスク大賞アーティスト・オブ・ザ・イヤー」他受賞歴多数
これらの記録を見ても、GLAYの曲がいかに多くの人に親しまれているかが分かりますね!
GLAYの2018年最新人気曲ランキングTOP10を歌詞付きでご紹介!
第10位:高校球児よ、未来に希望を持って走れ!「空が青空であるために」
第10位にランクインしたのは明るく爽やかなメロディーで高校球児の青春を歌った『空が青空であるために』。
アニメ「ダイヤのA -SECOND SEASON-」のオープニングテーマでもあり、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。
TERU自身が「高校球児が涙を飲んで希望に向かって歩いていく切なさを表現した」と話しており、PVでも高校を舞台にストーリーが展開されています。
アイツだけには負けたくはないと 歯を食いしばり泥だらけになった
泣いた日々や 眠れなかった日々
想いだけじゃ叶いはしない夢
https://twitter.com/GLAY_Lyrics/status/965608793303166978
出典: 空が青空であるために/作詞:TERU 作曲:TERU
高校野球の甲子園、負けたチームの選手が「次はアイツにだけは負けたくない!」と悔しさと次への決意を胸にグラウンドを後にする姿が目に浮かびます。
これには上京したばかりの頃にGLAYが感じていた想いも込められているのではないでしょうか。
今では信じられない話ですが、GLAYが函館から東京へ来た当初、ライブではなかなかお客さんが入らず、音楽関係者からは批判ばかりを受けていました。
その中でも歯を食いしばって活動を続けてきたからこそ今のGLAYがある。
だから高校生の皆も今は辛くても、”空が青空であるために” 希望を持って頑張ってほしい。”想いだけじゃ叶いやしない夢” だから。
TERUの力強い歌声に乗せられたメッセージに励まされます。
第9位:優しく切ない貴女との別れ「Way of Difference」
第9位にランクインしたのは、TERUの囁くような優しい「逢いたくて」で始まる『Way of Difference』。
その名の通り、出逢ったものの、それぞれ別々の道を行く二人のストーリーを歌っています。
TAKUROの実体験を元に作られた曲であり、当時の悲痛な思いが伝わってくるラブソングです。
誰ひとり やさしさと
強さがなければ
生きてはゆけないと
教えてくれたのは
去りゆく あなたでした
https://twitter.com/GLAY_words_bot/status/966450294467936256
出典: Way of Difference/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
「誰ひとり、やさしさと強さがなければ生きてはゆけない」というのは、出逢ってからの優しさと、別れを乗り越える強さを歌っているのでしょう。
これは出逢いと別れの両方を経験したからこそ分かることかもしれません。去りゆく女性との思い出を、本当に大切に思っていることが伝わります。
「逢いたくて 逢えなくて」その悲痛さは、TERUの今にも消え入りそうな歌い方からも伝わってきます。
別れてもなお、大切な人が忘れられない人に捧げたい一曲です。