防弾少年団の【Spring Day】とは?
季節は真冬、身も心も震える寒さが続くこの季節こそ人情溢れる歌が聴きたくなりますよね?そこで人の大切さを季節で例えた一曲、防弾少年団の【Spring Day】の歌詞について考えてみました。
ちなみにこの曲は2016年10月10日にリリースされたアルバム【Wings】に収録となっており、2017年2月13日リリースの【YOU NEVER WALK ALONE】にも収録されています。
5月にリリースされたアルバム【血、汗、涙】通常版には日本語翻訳されたJapanese verが収録されています。
Spring Dayの意味とは?
会いたい
言葉にすると余計
会いたい
君の写真見るとね
会いたい
でも時間がない
ただ過ぎていく
時の中自らを責めまた
遠くなる願い
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170524-172
歌詞の意味は?
さて、早速本題の歌詞の意味について考えていきましょうか。
開口一番に【会いたい】と切なげに歌っていますね、「会いたい」のフレーズが一節だけで三回も入っているので思いも強く込められています。
「君の写真を見るとね」、「時間がない」、「時の中また自らを責め遠のく願い」から
【自らの過ちで相手を傷つけてしまい別れてしまったものの、後から本当に好きで忘れられない存在だと気づいた】という離別の後日談に見られます。
仲良くしている最中こそ気づかないけれど、いざ離れ離れになってしまえば相手の本当の大切さと相手が居ない事による寂しさが分かる時もありますよね。
まるで冬のようさ
夏でも吹雪くようさ
心を乗せた列車
すでに雪の中
いっそ君と地球の裏側へ
手を掴んでもう
逃げたい
どれだけ降れば
春の日が来るのだろう
Friend
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170524-172
歌詞の意味は?
この節では季節を超えた寂しさが強調されています。周りは夏でも自分の心は真冬で止まる事なくどこまでも深く深く寒さの中へと落ちていく、まさしく心の寂しさを季節で強調して訴えているのです。
最後には【Friend】とあります。【Spring Day】は歌詞を見ただけだと恋人に会いたい歌だと思ってしまいがちですが実は【親友】に対して歌った曲なんですよ。
この大空を舞う粉雪のよう
粉雪のよう
舞えるなら君へ
すぐ辿りつけるはずなのに
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170524-172
歌詞の意味は?
【舞えるなら君へ、すぐ辿りつけるはずなのに】
これは【舞う→心】と置き換えて心を舞うように開け放てるなら、君のそばに居られると取れますね。粉雪のようにフワフワと心を軽くしたいという願望がここで強調されています。
雪の花びら
舞い降り
消えていった
会いたい
会いたい
どれほど想えば
凍える夜
数えれば
ねぇ、会えるの?
出会えるの?
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170524-172
歌詞の意味は?
「会いたい」が二連発で来ましたね。更に最後の「会えるの?出会えるの?」と会いたい感情がフィーバーしていてどうしようも無いと見えます。
既に心は相手だけを求め見続けている、そんな心に雪は更に重みを増し続けて耐え難くなっていきます。
冬の終わりを告げる
優しい春の日まで
花咲くまで
いてほしいそのまま
そのまま
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170524-172
歌詞の意味は?
ここは不変の願いを綴っています。「優しい春の日まで」とありますが、そのまま捉えるよりも【心が晴れやかに君に全て曝け出せるまで】と置き換えてみましょう。
心から氷が溶けて暖かな状態になれば、いつまでも変わらずに居る君にありのまま接せられるという意味になります。
同時に「いてほしい」という願望の見える言葉から不安が垣間見えます。ずっと寂しさという雪から逃げれずとうとう沈みきってしまってますよね。