冷たいギター 鳴らして歌った 大丈夫 笑っていられます
君のことただ思えば

出典: 東京/作詞:みあ 作曲:ゆうゆ

東京で夢を掴もうと決意した彼女を見送ってくれた人たちに、弱音は吐けません。

孤独に苛まれても先が見えなくても「へっちゃら」とばかりに強がってしまう。その思いが「です・ます」調で歌われます。

一方で、今すぐ誰かに泣きついてしまいたい弱さは語り口調で歌われます。

今はこれらの感情が共存して、どうにかうまくバランスを取っているのでしょう。

しかしふとした瞬間にぐらりと揺れて倒れてしまいそうな弱さを、歌詞から感じます。

あなただけの青春を思い出して欲しい

三月のパンタシア【ガールズブルー・ハッピーサッド】アルバム全曲解説♪不安定な女の子に共感しちゃう?の画像

あなたにとって青春はどんな時代だったか、と問われたら何と答えますか?

楽しかった?戻りたい?背伸びをしていた?概ねポジティブな記憶に基づく回答が多いのではないでしょうか。

一方で、心の隅っこに落ちる影に気づきながら見て見ぬふりをしてしまう方もいるかもしれません。

思い出したくない感情や、二度と味わいたくない傷。青春という爽やかな言葉に似つかわしくない思い出です。

でもこのアルバムに詰め込まれた12の物語を聴くと、少し影が薄くなりませんか?

青春は爽やかなだけではありません。痛くて苦しくて暗い刹那も全てあわせて「青春」なのです。

今まで手を伸ばすのをためらっていた思い出の写真に、そっと触れてみたくなる。

そんなアルバム『ガールズブルー・ハッピーサッド』をご紹介しました。

アルバム収録曲をもっと深く知ってください!

アルバムの7曲目『ビタースイート』

この曲の歌詞の意味をぜひ知ってください!大人びた青春が待っています。

三月のパンタシアの歌う「ビタースイート」は、"病みソング"とも言われる歌。怖いほどに夢中になる感情を歌う「ビタースイート」の恋に溺れる歌詞について解釈していきます。

アルバムの5曲目『青春なんていらないわ』

青春と引き換えに欲しい物がある。そんな観点からの歌詞解説が心に響きます!

青春の光と影を繊細な言葉で紡ぎあげ、美しいメロディラインとともに展開する楽曲を得意とする三月のパンタシア。その鋭い切り口とぶれない視点は、若い女性を中心に圧倒的な支持を得ています。「青春なんていらないわ」は、三月のパンタシアがテーマとする「青春」を否定するかのようなタイトルです。果たしてその真意とは?

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