いつも僕の服や髪型をけなす貴方が
そんな目をして言うもんだからこっちも赤くなる

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

キャバ嬢はいつも主人公のことをイジっているようですね。

主人公の服や髪型のことをバカにして楽しむキャバ嬢。

きっと主人公はイジられやすい性格なのでしょう。

しかし、キャバ嬢はそんな主人公に対して、恋心をほのめかすような言葉を言ったのです。

きっと「好き」とか「一緒にいてほしい」といった類の言葉なのではないでしょうか。

しかも、いつものようにイジってくる雰囲気ではなく、真剣な目つきでその言葉を発したのだと思います。

まさかキャバ嬢が自分にそんなことを言うとは思っていなかった主人公。

なので、予想外の言葉に顔が真っ赤になってしまったのだと推測できます。

本当はアイツではなく主人公のことが好き…!?

まだ少し疑って、だってそんな筈無い
アイツに騒いでた貴方の姿が離れない

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

しかし、今までのことがあるので、主人公はキャバ嬢の言葉をすぐに信じることができませんでした。

主人公ではなく、主人公の知人であるアイツにいつも夢中だったキャバ嬢。

アイツのことが好きなはずじゃなかったのか…?」といった疑問が浮かんだに違いありません。

これは私の勝手な推測ですが、キャバ嬢は本当はアイツではなく主人公のことが好きだったのではないでしょうか。

主人公の気をひきたいから、わざとアイツと仲良くして、嫉妬させたかったのかもしれません。

毎回アイツに会う時にキャバ嬢が主人公を呼びつけるのも、仲が良いところを主人公に見せつけたかったからなのだと思います。

主人公の服や髪型をイジるのも、意識していたからこその行動なのではないでしょうか。

主人公のことをどうとも思っていないのであればイジるどころか、そもそも呼びつけたりしないでしょうしね。

「嫌い」から「好き」に変わった主人公

嫌いだって言った言葉が好きに裏返り
意外だったそんな表情に出会い焦る

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

今までキャバ嬢のことを「嫌い」と思っていた主人公。

しかし、キャバ嬢の行動により「好き」という気持ちに180度変わったのでしょう。

主人公は本当にキャバ嬢のことが嫌いだったわけではありません。

アイツと仲良くしている姿を見て、面白くないと感じていたから嫌いと言い聞かせていただけなのです。

主人公に対して真剣な表情で迫ってくるキャバ嬢。

今までそんな表情を一度も見たことがなかったので、主人公はかなり戸惑ったのだと思います。

2人で一夜を明かすことに…!

予定外 僕と交わる
細い指を絡め
着飾った服が剥がれる
貴方の全てを見たいから

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

キャバ嬢は主人公に対して、さらに積極的な行動を見せてきました。

「着飾った服が剥がれる」といっているので、2人で一夜を明かしたのでしょう。

まさかこんな展開になるとは思っていなかった主人公。

予想外なキャバ嬢の行動に戸惑いながらも、主人公はキャバ嬢に溺れていきます。

本当は寂しい思いをしていたキャバ嬢

いつも強がってて、本当は寂しがり
本当の気持ちなんて言わなきゃ分かんないよ

(※くりかえし)

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

キャバ嬢はいつも主人公に対して強気な態度をとっていました。

でも、キャバ嬢と深い仲になって、主人公はキャバ嬢の本心を知ることができたのです。

本当は主人公のことが恋しくて、寂しい思いをしていたキャバ嬢。

いわゆるツンデレというやつですね。

キャバ嬢は主人公の気をひくために、わざと嫉妬させるような行動をとっていました。

でも、そんな回りくどいことをしても、キャバ嬢の気持ちは主人公に伝わっていなかったのです。

本当に大切な気持ちは、きちんと正直に話さないと伝わらないものなのかもしれませんね。

全ては愛情の裏返し

綺麗だそんな貴方はただ
綺麗なのに
口走った言葉は裏腹の意味を残し
勘違い? 嫌われてる?
その答え出なくて
脳内を占拠してる
貴方にただ僕は見とれてた

出典: トラウマキャバ嬢/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔

ようやく本心をさらけ出してくれたキャバ嬢。

そんなキャバ嬢のことを見て、主人公は素直に「綺麗だ」と感じているようですね。

今まで主人公に対して向けていたイジるような言葉も、愛情の裏返しだったのです。

しかし、純粋な主人公はキャバ嬢の本心が見抜けず「嫌われてる?」と素直に受け取っていました。

きっと一夜を明かした後も、キャバ嬢は引き続き、主人公に対してそっけない態度をとっているのでしょう。

そしてまた主人公は頭を悩める…。

そんな毎日が繰り広げられているのだと思います。

おわりに