最後の3期生柏木由紀
まゆゆの卒業で3期生はゆきりんのみに
AKB48の3期生として、グループの苦しい時期も輝かしいときも経験したゆきりん。
2017年の紅白歌合戦を持って同期である渡辺麻友がグループを卒業したため、AKBの3期生はゆきりんのみになりました。
グループに加入したのは2016年、デビューは2017年なので、アイドルとして10年以上のキャリアを持ちます。
全盛期には誰しもが知るメンバーとしてメディアに登場していましたが、その頃のメンバーはほとんどが卒業してしまいました。
世代が変わったと言われているAKBですが、ゆきりんは未だにグループのフロントに立ち、グループを支えています。
グラビアでも人気が高い
ゆきりんはアイドル活動だけでなく、グラビアでも人気が高いメンバーです。
AKB全盛期の頃からグラビアをしており、現在もたくさん出演しています。
ゆきりんのグラビアが人気の理由は、もちろん抜群のスタイルにあります。
スラッとしていてさすがはアイドルといった体型をしていますが、バストが大きくグラビア向きのスタイルをしています。
アイドルとして衣装を着ているときには、細いという印象が強いため、ギャップを感じるところも人気の理由なのでしょう。
また、顔が変わっていないのに、大人の色気を感じるところも魅力の一つ。
少女から大人の女性に成長したゆきりんは、今では様々な表情を見せてくれるので、女性も憧れるのです。
ゆきりんの卒業しない理由って?
アイドルとしてステージに立つのが好き
同期や後輩が卒業していく中、ゆきりんはいつ卒業するのだろうと世間は気になっていますよね。
しかし、ゆきりんはまだまだAKBとして頑張りたいとコメントしています。
アイドルとしてステージに立つことが大好きだと公言しており、経験豊富なため他のメンバーよりもステージを盛り上げる方法を知っています。
できれば大きなステージでコンサートをしたいとも語っていて、AKBをもう一度盛り上げたいと思っているのでしょう。
現在はメンバーの卒業ライブくらいしか、大きなステージに立つことのないAKB48。
全盛期を知っているからこそ、もう一度あの景色を見たいと思っているのでしょうね。
ゆきりんのステージの盛り上げ方は、さすがと言わざるをえないくらい、観客の心を掴みます。
後輩もそういったゆきりんの姿を見て成長しているので、先輩アイドルとしての姿をずっと見せているというところもあるのかもしれません。
目標とする人物がいる
アイドルとしてステージに立つことが大好きなゆきりんが憧れの人物に挙げている人として松田聖子・松浦亜弥・石川梨華を挙げています。
特に石川梨華に関してはただ目標とするだけではなく、その全てを自分のものにしたいとまで仰っていたほどです。
このスタンスは非常に珍しく、アイドルであることに明るく前向きで居られること自体が今の時代逆に貴重ではないでしょうか。
AKBに限りませんが、今のアイドルは単に歌って踊るだけではない+αが求められる時代になっています。
男性アイドルで見ると分かりやすいのがSMAP以降のジャニーズグループを見ていけば分かりやすいでしょう。
SMAPはアイドル氷河期という不遇の時代をバラエティへ進出することで新境地を開拓しました。
お笑いをやったり舞台をやったりドラマに出たり、司会業をしたりと歌って踊るだけではない+αの武器を作ったのです。
それが以降のジャニーズにも引き継がれてきましたし、AKB48もそうした歴史の流れを汲んでいます。
多くのAKB48の初期メンバーが卒業していく理由もアイドル+αの武器を作って10年後も勝負できるようにするためです。
そんな中でゆきりんは敢えて「歌って踊る」ことのみを突き詰めて生涯アイドルを誓うのですから、逆に異端に映るでしょう。
是非ともそのスタンスを生涯貫いてくれるだろうという期待が高まります。
メンタルタフネス
そんな生涯アイドルを貫き続けるゆきりんの凄さは何といってもメンタルタフネスにあるのではないでしょうか。
良くも悪くもマイペースな性格といわれ、時として「腹黒い」とまでいわれる程に我流を貫くゆきりん。
しかし、それは決して腹黒いのではなく、ただ自分の信念に従って突き進んだ結果ではないかと推測されます。
どうしてもグループアイドルは仲良くあることや絆といった横の繋がり・協調性といった部分を押し出すものです。
そんな中でも、他人ではなく自分の評価軸をしっかり持って動いているのがより意志の強さを感じさせるのでしょう。
たとえ組織に属していても、決して組織の人達とは交わらないという孤高さが彼女の強みとなっていることが窺えます。
グループを兼任しているから
現在姉妹グループNGT48を兼任しているゆきりん。
AKBとしての経歴は長いですが、新しいグループに入るということは、他のメンバーと同じように一から頑張るということです。
NGT48が作られることが発表になったときから、ゆきりんと北原里英が兼任することが決定していました。
ゆきりんはNGTとして活動しているときには、AKB48の柏木由紀は一切出さないと語っています。
それはNGTのメンバーとして、ファンの前に出ているから。
AKBのゆきりんとしてではなく、結成当時からグループを引っ張る先輩として、NGTを盛り上げるためにまっさらな状態でスタートしているのです。
もちろんAKBで経験したものはNGTの活動にもいきていますが、あくまでNGTのゆきりんとしてグループを盛り上げたいそう。
大きなステージを経験したこともあるので、NGTでもその景色を見たいのでしょうね。
グループを兼任していることで、グループからの卒業は考えなくなったともコメントしているので、責任感を感じているところもあるのではないでしょうか。
AKB同様に、NGTの活動も今後楽しみにしたいですね。
そのNGT48ですが、2019年4月21日に新潟で行われたグループ公演をもって兼任解除となり、AKBのみに絞られました。
実に4年にも渡って草創期からNGTを支え引っ張ってきたゆきりんが1つの役目を終えるに至りました。
アイドルにこだわる彼女はこのポジションを正直辞めたくなかったと述懐していますから、とてつもないエネルギーと精神力です。