優しいピアノや歌声が印象的なBENIとのコラボ曲
数々の女性アーティストとコラボし、男女ともに共感できる楽曲を作っている童子-T。
今回紹介する楽曲は、女性アーティストのBENIとコラボしています。
曲名は「もう一度・・・feat.BENI」です。
優しいピアノの音色から始まるイントロ。
ソフトで温かいBENIの歌声。
そして、リスナーに語りかけるようにそっと歌う童子-Tのラップ。
それら全ての要素が綺麗に溶け合った、心に響き渡る珠玉のバラードになっています。
今回はこの楽曲の内容について、詳しく深堀りしていきますよ!
数々の思い出を振り返る歌詞が切ない!意味を徹底解説!
後述する歌詞を読むとわかる通り、この楽曲の歌詞のテーマは「失恋」。
好きな気持ちはあったけど、すれ違いから別れることになってしまったカップルを描いています。
別れに未練を感じながら、幸せだった頃の思い出を振り返る歌詞は感動必至。
現実にありそうな設定の恋物語をさっそく見ていきましょう。
1番の歌詞
別れた後に未練を感じている彼女
(※)もう一度会いたいよ 声聞きたいよ
Tell me why you had to go その手離せないよ
あの頃のように 笑っていたいよ
I just wanna hold you close ずっと忘れないよ
出典: もう一度・・・feat.BENI/作詞:童子-T 作曲:童子-T・Shingo.S
この部分はサビに該当します。
そして、サビを歌っているのはBENI。
つまり、別れた後の彼女側の気持ちがここで歌われているというわけです。
ここで登場する英語の歌詞の訳は、以下の通りです。
Tell me why you had to go:何故あなたは行ってしまったのか教えてよ
I just wanna hold you close:私はただあなたを抱きしめたいの
彼氏に対して、彼女は未練があるようですね。
メール交換で仲を深めていった2人
もうすぐ夏だったあの日一目見て 生まれて初めてヒトメボレ
今、何してる? まだ起きてる?って 毎日送りあった たわいないメール
出典: もう一度・・・feat.BENI/作詞:童子-T 作曲:童子-T・Shingo.S
ここからしばらくは、童子-Tのソロパートが続きます。
つまり、今度は別れた後の彼氏側の気持ちが描かれているというわけです。
別れた後、彼氏は今まで彼女と作った数々の思い出を振り返っていました。
2人の出会いは夏のはじめ。
彼氏の方が一目惚れをし、彼女に声をかけたようですね。
それがきっかけで2人は一気に仲良くなり、すぐにメール交換する仲へと発展していきました。
「まだ起きてる?」っていうメールも送り合っていた2人。
つまり、2人とも夜眠る寸前までいつもメール交換をしていたのでしょう。
たわいない内容のメールだったとしても、2人にとっては特別に感じられるものだったのです。
恋が始まったばかりの頃の楽しい気持ちがここで描かれていますね。
初デートなのに元気がない彼女
初デートの夜海岸で花火 光照らす横顔なぜか悲しい
いつも感じてたお前の孤独 近づいても急に距離が遠くなる
出典: もう一度・・・feat.BENI/作詞:童子-T 作曲:童子-T・Shingo.S
そして、2人はデートするほどの仲になっていきました。
海辺の花火を見るという、とってもロマンチックな初デートを迎えた2人。
大好きな人と心ときめくようなデートをしているはずなのに、何故か彼女は元気がありません。
そこで彼氏は、彼女が心の中に孤独を抱えていることをはっきりと感じ取ります。
初デートをする前から、彼女の悲しい気持ちになんとなく気づいていたようですね。
彼女の孤独を払拭してあげようと思い、そっと近づく彼氏。
それでも彼女の暗い表情は変わらなかったのでしょう。
楽しいデートの最中にパートナーに悲しい顔を見せられて、不機嫌になる人も多いこの世の中。
しかし、主人公は不機嫌になるどころか、彼女のことを何とか励まそうとしています。
ストレートな言葉で彼女を励ました彼氏
もっとこっち来い 心配すんじゃねえ ぜってえ守るだから泣くんじゃねえ
一人だったらつまんねえ日常も 一人だったらわかんねえ生きる意味も
寄り添えば少しずつ変わっていく 一歩ずつゆっくり進んでいく
そんな風に思えたお前となら このままって信じてたあの頃はまだ
(※ くりかえし)
出典: もう一度・・・feat.BENI/作詞:童子-T 作曲:童子-T・Shingo.S