主人公は、いつまでも太陽の子でいることを心に誓います。
この部分の歌詞は、太陽の力強いパワーを感じ、それに感謝するからこそ生まれる言葉。
いつも俺たちを照らしてくれる太陽、ありがとう!という意味でもあるような気がします。
太陽はまさに親のような存在。
太陽という最高の味方がいるから、私たちは安心して前に進むことができるんですね。
「太陽」の歌詞は、普段は気が付かない存在からの強い愛情に気が付かせてくれるようです。
安心して進めばいい
親のような太陽に包まれる
太陽の真下から走り出した 何で俺は此処に やってしまったことに
悩んでいる時 見上げればそこに 変わらず俺を 照らしてくれる
太陽は今日も回る そして俺らに物語る
ただ背中を優しく押し出すように 俺の進むべき道の方に
出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
そして2番に入ると、太陽に親のような存在感を感じてしまうのは私だけでしょうか?
何でこんなことやっちまったんだ?
と悩むとき、いつも上から見守っていてくれるのは他でもない親。
進むべき方向を一緒に向き、いつも背後から私たちを照らしてくれている。
その姿には、もう親の存在を感じずにはいられません。
太陽=親。
それならば、私たちは「太陽の子」というわけです。
これからも一緒に進もう
晴れのない 来ない日はないというが
気にしないで生きる人はわりと優雅
なんでそんなに 俺のことを見ている?
何でこんなにも 俺のことを知ってる?
高らかな気持ち 気負いなく進む 新たなる道は
どこまでも続く しかしながら なだらかと思わせるだろう
そんなひかり 太陽を 俺は浴びてたいの この先も共にまいろう
出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
ここに優雅に生きる秘訣があります。
それは太陽の昇らない日はない!と気楽に生きること。
それができたら苦労はありませんね。
確かにずっと晴れがこない日々は続きません。
でも、そんな日々が続くことはないと分かっていながらも、ときには落ち込んでしまう。
それが人間なのかもしれません。
自分のことを知り尽くしたような太陽に照らされながら、主人公は歩み続けます。
太陽がいつも昇ること。
それは知っているようで知らなかったこと。
主人公はそのことを知ったときに、少し気持ちが楽になったようです。
太陽が昇るだけで、まるで魔法のように気分まで明るくなるのです。
ときにはネガティブな気分になってしまうこともある。
でも主人公は、ポジティブなパワーをくれる太陽とこれからもずっと一緒に前を向いて進むことを決めました。
大自然の素晴らしさに感動!
太陽に前向きなパワーをもらう
変わらずやわらかく射す太陽
降り注ぐ光に何思う
必ず暖かく待つ太陽
突き進む未来に舵を取る
出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
太陽はいつも見上げれば当たり前のようにそこにあります。
そしてその太陽は、いつでもやさしく私たちを見守ってくれている。
そのことに気付いた主人公は、以前の自分とは違います。
太陽が応援してくれている。だから前に進める。
太陽の明るい光を浴びながら、主人公は前向きに進みはじめました。
ときには甘えよう
今があって 過去があって 君になって
いつしか夢を持って 時がたって イヤになっても
でも笑って行こう 辛くなっても
成功を見守る太陽を背に 雨降りの日は太陽を胸に
結果を恐れず太陽のせいに すればいい 君は太陽の子
出典: 太陽/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
人生には楽しいことも辛いこともあります。
でも辛い過去を乗り越えた自分にエールを送ろうじゃないか。
そんな気持ちが読み取れます。
辛いときに笑っていられるのは太陽のおかげだと気づいた主人公。
いつも私たちのことをやさしく見守ってくれているのが太陽です。
主人公はそんな太陽に心の底から甘えます。
ときには太陽のせいにしてしまってもいいというのです。
都合の良いときには太陽のせいにしてしまう。
まさに自分の親のように、太陽に甘えてしまっている主人公がいますね。
でも、それでいいんだよ。
というケツメイシの穏やかなメッセージが伝わってくるようです。
太陽をまるで自分の親のように感じ、甘えることができた主人公。
温かい太陽を味方にした主人公は、これからも明るく前を向いて歩いていくのでしょう。