日本の代表的なバンド、Mr.Children
日本国内で、知らない人はいない程の知名度の高いMr.Children。
結成は高校の軽音楽部で一緒だった桜井和寿と中川敬輔が中心になり、野球部だった田原健一を勧誘。
加入したドラマー鈴木秀哉の、4人構成で現在までメンバーを入れ替えることなく活動しています。
Mr.Childrenのデビューは1992年5月で、それ以前に出会っていた小林武史プロデュースのもと活動をスタート。
デビューアルバム『EVERYTHING』は、オリコンの週間ランキングで25位をマークします。
その後1994年6月にリリースしたシングル『innocent world』が、100万枚の売り上げを突破し爆発的にヒット。
その後も『Tomorrow never knows』や『名もなき詩』といった、出す楽曲のほとんどがヒット作となり、たちまちトップクラスのアーティストへと変貌を遂げます。
Mr.Childrenの楽曲は、現在までシングル37枚アルバムもベストを含めると25枚のリリースし、現在でも日本の代表的なバンドとして多くのファンを魅了しています。
Mr.Childrenの魅力
Mr.Childrenが生み出すサウンドはポップなものが多いですが、時にはしっとりしたバラードも手掛けて楽曲の幅広さを見せています。
そして歌詞も恋愛から人生の教訓、社会に訴えるようなものまで幅広く歌いあげています。
流行りのアーティストは恋愛ものを多く歌う傾向にありますが、伝えたい物事のバリエーションが広いことも魅力と言っていいでしょう。
シングル『箒星』
Mr.Childrenはこれまでたくさんのシングル曲をリリースし、多くの共感と感動を与えています。
そんなシングル曲の一つである『箒星』。
同ナンバーは前作より約1年ぶりの2006年7月、28枚目のシングルとして誕生しました。
ドラムサウンドから始まり、ポップなトラックで始まる『箒星』はライブで最も盛り上がる楽曲の一つ。
爽やかなナンバーとして知られる『箒星』は、トヨタ自動車のキャンペーンCMソングとして起用され多くの人が耳にしています。
『箒星』の意味は「彗星」
ナンバーのタイトルである「箒星」は「彗星」のこと。
実際に肉眼で見ることは難しいですが、星空の夜に尾を引いたように見えるのがそれです。
このためシングル『箒星』で伝えたいのは、絶やさない希望や前向きな姿勢。
箒星が見える夜の暗闇は、苦しみや悲しみなどのネガティブな思考。
そこに箒星のような一筋の光がある限り、諦めずに前向きな姿勢で行こうといったメッセージを残しています。
シングル『彗星は』このようなテーマと共にアップテンポなサウンドで、ポジティブソングとして昇華させているナンバーなんです。
『箒星』の歌詞を調査
ドライブやアウトドアにもピッタリなシングル『箒星』。
前向きさが伝わるナンバーでもありますが歌詞の解釈がさまざまで、ファンの間でも物議を醸し出しています。
そんな『箒星』の歌詞を調査していきましょう。
歌い出し
寝れない日が続いて かすれた僕の声が
はしゃいでる君の気持ちを曇らせた
「別にそれほど疲れていやしない」
なるたけ優しい言葉 慌てて探してみる
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2259918
『箒星』のイントロは、ドラムとギターの始めるサウンドでスタート。
そこかからの歌い出しから見えるのは、何らかの理由で眠れない「僕」の存在。
睡眠不足で疲れ切っている態度が、彼女をがっかりさせたのでしょうか。
自分が持てる最高の言葉で彼女を元気づけようと、声をかけています。
Bメロ
君は知ってんだろう?
僕の大風呂敷を
今 そいつで未来を盗むから
さぁ手伝って
出典: https://twitter.com/kotaronagao/status/914852649031294976