あなたのことが好きなんです
どうしていいか解らないよ
なけなしの乙女心で あ どっこいしょ! どっこいしょ!
いつもドキドキしちゃうんです
心臓が壊れちゃうくらい
スペシャルラブなこの気持ちを
頑張って伝えてみせるわ

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

サビでは好きな人に対する気持ちがストレートに綴られています。

印象的なフレーズが多いここの歌詞ですが、最も印象に残るのはやはり「どっこいしょ」の部分。

乙女心とどっこいしょ。

めちゃくちゃ気合いを入れて恋している。ということでしょうか。

ドキドキが止まらなくて、苦しいくらいに胸が痛い。

けれど、この恋心を絶対に手放したくない!

そんな強い気持ちも、この「どっこいしょ」には含まれているのかもしれません。

また、自分の気持ちを「スペシャルラブ」と表現しているところも、可愛いですね。

恋はいつでも特別で、奇跡と呼んでもいい出来事。

恋のために頑張る乙女は、誰よりも強く、そして誰よりも可愛く見えるはずです。

恋心に振り回される

2番の歌詞でも、恋する乙女心が赤裸々に綴られています。

自分では制御できない感情に振り回されるのも、時には悪くないのかもしれませんね。

妄想が止まらない

例えばあなたが 鉛筆だとするなら
私はあなたの 消しゴムになりたいな
メガネが曇って 目の前が見えないよ
妄想しすぎて 友達にも引かれてる

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

片思い中は好きな人のことを考えすぎて、いろいろと妄想が広がってしまうもの。

この曲の主人公は、好きな人が鉛筆になって、自分が消しゴムになる妄想をしているようです。

常に2つセットでいるべき存在。

間違いを、白紙に戻してあげられる存在。

主人公は好きな人にとって、そういった存在になりたいのかもしれません。

しかしそんな考え、他人には理解されるはずもなく、友達には引かれてしまったようですね。

恋に夢中になると、誰もが少しは暴走してしまうものです。

主人公もメガネが曇るくらい、この可笑しな妄想に興奮しているのでしょう。

友達が苦笑いしている様子が目に浮かびます。

恋をして世界が変わった

「愛されるよりも愛したい」なんて
何気に宇宙の真理だね 

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

ここの歌詞でも「宇宙」という言葉が出てきます。

恋をしていないときは考えもしなかったようなことを、急に深く考えるようになる。

それもまた、片思いの「あるある」なのでしょう。

愛とはなにか?

主人公はそんな答えのない問いについて悩み、「愛されるよりも~」という答えを出したのでしょう。

その答えが、あまりにも自分の中でしっくりきすぎて、主人公は悟りを開いた気持ちになったのかも。

他人からすれば些細なことでも、主人公にとっては宇宙の真理に近づいたかのような感動です。

恋をすると、世界の見え方が変わる。

それはこの曲の主人公にも、当てはまることだったようですね。

恋をすれば誰だってスペシャル!

恋が素晴らしいのは、恋をすることで人は輝けるから。

周りが見えなくなるくらいの恋を知っている人は、きっと世界の美しさを知っている人なのでしょうね。

恋の力で奇跡を起こす

あなたのことが好きなんです
どうにも止まらないレベルで
叶わない恋と言われたって あ どっこいしょ! どっこいしょ!
いてもたってもいられないよ
空っぽの頭振り絞って
ミラクルラブな奇跡を
頑張って起こしてみせるわ

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり

どうしようもないほど、相手のことが好き。

そこまで夢中になれる存在に出会えたこと、それ自体が奇跡と言っても良いでしょう。

しかし、出会えただけでは満足できないから、恋は難解で同時に素晴らしい。

出会えた奇跡を超えるほどの奇跡。

それを起こしてみせると、この曲の主人公も意気込んでいます。

好きな人のことを考えているときは、無敵な気持ちになれたりするもの。

恋の力があれば、奇跡は何度でも起こせるはずです。

「叶わない」なんて言葉は、「どっこいしょ」と吹き飛ばす。

ポジティブな片思いに、聴いているこちらまで元気をもらえそうです。

誰にも負けないスマイル

恋すれば誰だって スペシャルになれるの
勇気だして スマイル決めて 誰にも負けないくらいの!

あなたのことが好きなんです
どうしていいか解らないよ
なけなしの乙女心で あ どっこいしょ! どっこいしょ!
いつもドキドキしちゃうんです
心臓が壊れちゃうくらい
スペシャルラブなこの気持ちを
精一杯 あなたにあげるわ

出典: スペシャルガール/作詞:れるりり 作曲:れるりり