第10位
君が海
2019年6月に発売された4枚目のフルアルバム、「boys」に収録されています。
タイトルにも入っている海という単語からは、夏という季節が連想されますね。
まさにそのイメージ通り、広く青い夏空や暑さ、はじけ飛ぶ爽やかな汗を感じさせる楽曲です。
イントロやAメロからは、エネルギーが溢れる夏の疾走感が感じられます。
しかしサビに入ると雰囲気は一変。
どちらかというと海に反射する夕焼け空のような…そしてどこか切ない夏の恋心のような…
そんな雰囲気が感じられるのです。
1曲で2度おいしい!相反する夏の表情を見事に詰め込んだナンバーですよ。
第9位
告白
ドラムのカッコいいフレーズから始まるこのナンバー。
冒頭から勢いよくサビメロが展開されていきます。
しかしそのサビメロが終わった途端に、しっとりと静かなメロディラインに急変するのです。
徐々に変化していくわけではなく、パタッと急に切り替わるアレンジがとても面白いですよ。
作詞を担当しているボーカル椎木さんの、飾らない素直な感情がさらけ出されています。
第8位
音楽家になりたくて
2016年10月リリースのフルアルバム、「woman’s」収録のナンバー。
明るくエネルギッシュなナンバーです。
タイトル通り、音楽家になりたい!という気持ちをぶつけている、まっすぐ伸びるサビメロが特徴的。
歌詞は、夢に向かってがむしゃらな反面、時折現実を見てしまうリアルなバンドマンの日常がにじみ出ています。
時にクスッと笑えたり、時にチクッと心の隅っこが痛んだり…。
バンドマンじゃなくとも、追いかけている夢がある人は特に共感できるでしょう。
第7位
戦争を知らない大人たち
ポップなテーマの楽曲が多い中、タイトルからして重いテーマのこちらもランクイン。
前半はボーカル椎木さんのポエトリーリーディングが続きます。
淡々とした情景描写が続きますが、その語り口、声からは内に秘めた熱い思いが伝わってくるのです。
そして、セリフ部分に挟まれるようにして登場するメロディラインは非常にシンプル。
歌詞も1パターンですが、決して単調な印象など与えず、聴く人の胸を打ちます。
第6位
元彼氏として
なんだかタイトルからして不思議な雰囲気が漂っています。
ストーリー仕立てのMVも非常におすすめ。冒頭の展開は、まさにサスペンスドラマを彷彿とさせます。
歌詞も画面に映し出されるのですが、その方法も非常に面白いので、ぜひ注目してみてください!
またMVにとどまらず、楽曲の内容も衝撃的。
元彼女が現在付き合っている男性に対して、元彼氏の立場から異論を唱える歌詞も非常にユニークです。
男性なら「ああ、心当たりあるかも…」、女性なら「そうそう!その通り!」なんて感情になるかもしれません。
男女ともに、歌詞の内容に共感できる面白いナンバーですよ。