吉永小百合・吉田正【いつでも夢を】吉永小百合が歌い吉田正が作詞した楽曲を解説！ふたりの関係性とは

歌詞に描かれている主人公の若者は、今が青春真っ盛りの時を生きています。

見るもの、聞くもの、全てが新鮮で驚きの連続なのです。

そして、時として若さのパワーが爆発し暴走してしまうときもあります。

そんな時に、現実の壁を嫌というほど思い知らされるのです。

何をやっても祝福されない。喜んでもらえない。

そんな偏見に似た考え方で、若者は自分を追い込んでしまいます。

そういったやるせない気分の時に、どこからかあの娘が自分のために歌ってくれていたのです。

主人公の思い通りにいかない人生。

生きるのがこんなに難しく、苦しいとは。

仕事で怒られ、好きな彼女にもフラれてしまう。

ああ、こんなことならいっそあの世へ行って、人生をやり直したい。

主人公の若者たちは、青春時代の辛い仕打ちに頭を悩ませ悶々と苦しみました。

そんな時に、この曲の歌詞に登場する「あの娘」が現れてくれました。

そして、主人公の若者にまるで応援するかのように歌ってくれたのです。

「あきらめずに、希望を捨てないで生きましょう」と。

「あの娘」の正体が天使だったのか、妖精だったのか。あるいは死んだ母親だったのか。

今となっては分かりません。

しかし、主人公の若者に生きる勇気と希望を与えてくれたことは間違いありません。

人生は、何度でもやり直しが利く。

そう、固く心に誓うことができたのですから。

人生を応援してくれる歌は、この他にもまだまだたくさんありますよ。

こんな歌もいかがでしょうか？