【東京事変】人気曲の歌詞の意味を解釈!「遭難」や「キラーチューン」などまとめてご紹介♪の画像

修羅場のMV

真っ白な世界で演奏する事変のメンバーが映されるMV

楽曲の中の「白さ」を具現化したその世界観から人気に火が付き、2018年2月現在800万回再生を突破する人気を誇っています。

修羅場の歌詞

―短夜半夏(はんげ)、嘘を眩(くら)むとぞ― 疑うなんて浅(あさ)ましいです

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

夜が短い季節、7月初旬(半夏)のころ、主人公は愛する人に出会います。

相手を疑うなんて浅ましいことだと、まだ信じていたころのお話です。

陽(ひ)のもと認めたあの腕の白さまで 忘れたら・・・凍(こご)えずに温まるのか
一層この侭(まま)通わないとて構わない

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

しかし、彼は主人公の心を裏切るような不義理を働いたのでしょう。

彼女は“このまま来てくれなくたって構わない、これ以上貴方を疑わずに済むのなら”とまで思ってしまいます。

あの人を疑うことは、愛し合った日々すら忘れたくなることは、心が凍えるように寒いから。

―笠の雪の、自然が災(わざは)ひや― 黒ばむ前科(まえ)に労働(はたら)きます

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

久しぶりに通ってきた彼の傘には、雪がついていました。

東京には雪はありません。

「昨日はどこにいたの?」

そう聞いても曖昧な返事。

主人公の心に黒い疑いが膨らみます。

そんな気持ちを払うように、働いてごまかすのです。

揺れては末(おわり)とあの夏の期待を責め 仰いだら・・・灰色に誘(いざな)う娑羅双樹
一層この侭繁(しげ)らないとて厭(いと)わない

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

あの夏、主人公はあの人に永遠の愛を夢見ました。

しかし今は、疑いの気持ちが育つばかりです。

何方(だれ)かに会えば記憶を奪取(ぬす)まれよう
喉を使えば貴方が零れ出(い)で溢れよう ・・・

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

誰かに話せば、きっと「そんなひと忘れたほうがいいよ」と、知ったようなアドバイスで恋心をくすまされるでしょう。

しかし言葉に出せば、愛だけでなく恨みも、零れてしまいそうなのです。

是(これ)以上識(し)りたくなどない 一層この侭眠って居られたら好(い)いのに
噫(ああ)! 貴方の首筋が きっと現在(いま)はもう真っ白く透き徹(とお)って居る

出典: 修羅場/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎

これ以上、あの人の不義理を知りたくなんかない。

このまま、あなたを想ったまま眠ってしまえたらいいのに。

しかしきっと貴方は今頃、わたしのように疑うことを知らない別の女性に、その白い首筋を見せているのでしょう。

辛い歌ですね。

終わりに

いかがでしたか?

読めば読むほど別の解釈が顔を出すのが事変の歌詞の面白いところ。

ぜひあなたも、あなただけの歌詞の意味を見つけてみてくださいね。

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