ーあなたに合うパソコンってどれ?

ニコニコ動画等の動画投稿サイトでよく見かける 歌ってみた ・弾いてみた ボカロpによるオリジナル曲投稿等 これらを制作をするために、まず考えなければいけないのはパソコンでしょう。 「これからパソコンを買うんだけど、どう選べばいいか全っ然わからない」 という方は、是非この記事をご参考にあなたに合ったパソコンを見つけてみてほしいのですが、実際には、 「もうパソコン持ってるんだけど…」 「この間買っちゃったんだよね…」 といった方も多いと思います。そういった方にも「知らなかった~」と新たな気付きのある知識をお伝えしていきます。r

パソコンのスペックってどう決まるの?

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パソコンのスペックは3つの能力の総合で決まります。

・CPU
・メモリー(RAM)
・HDD(SSD)性能

CPU

CPUはパソコンの脳みそにあたります。
例えるならば、人間の『IQ』です。頭の回転が速い人は難しい問題もすんなり解いてしまいますが、頭の回転が遅い人は簡単な問題にも時間がかかってしまう…かもしれません。

メモリ(RAM)

メモリ(RAM)はタスクの処理所にあたります。
例えるならば、『作業机』です。作業机が広いと複数の作業を同時に行うことができます。どんなにIQが高くても、作業机が狭いと作業効率が悪くなりパフォーマンスが低下します。

HDD(SSD)性能

HDD(SSD)はデータストレージの場にあたります。
例えるならば、『本棚』です。本棚が大きいとより多くの漫画を詰め込むことができます。またHDDには「回転数」というものがありますが、これは『本棚の使い勝手』のようなものです。より使い勝手が良いと、大好きな漫画を早く作業机の上に持ってくることができます。

DTMには全部必要。

DTMに必要なスペックは、全部です。

例えば、ボーカル・ドラム・ベース・ギター4本のトラックを同時に鳴らすとしましょう。
その時パソコンは、

・それぞれのパートを鳴らすために脳みそを使う(=CPU利用)
・同時に再生するために作業机を使う(=メモリ利用)
・音源を読み込むために本棚とのやりとりを絶えず行う(=HDD/SSD利用)

を行います。
どこかが極端に弱いだけで、すぐにストレスを感じてしまうでしょう。


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ーパソコンはスペックが高ければいいというわけではない

パソコンの進化は日々めざましく、どんどん低価格化、ハイスペック化が進んでいますね。 DTMerに限らず、パソコンを使って仕事をする人種にとってこれほど素晴らしい時代はないように思います。 こんな時代だから敢えて、筆者はこう言いたい。 『パソコンはスペックが高ければいいというわけではない!!』 適切なパソコンをスペックの高さから考えるのは間違いです。究極スペックを求めるならスーパーコンピューターを買えばいいでしょ? それよりも、 ★あなたがそのパソコンを使って何がしたいか ここから考えるべきだと思います。 目的を不自由なく満たすパソコンであれば、友人のパソコンのスペックに劣っていてもよいのです。

"歌ってみた"をやりたい

"歌ってみた"をやるために必要なパソコンの総合スペックは、さほど高くありません。
なぜならば、パソコンに求められている作業は、

・カラオケを再生すること(1トラック)
・同時に録音するトラックが複数動くこと(リテイク込み5トラックほどあれば十分)

筆者の持っているノートパソコンは、
・CPUがcore i5(デスクトップ換算でcore i3)
・メモリ4GB
・HDD 500GB
ですが、声録には全く問題ありませんでしたので、ご参考までに。

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"弾いてみた"をやりたい