SCANDAL、夏の鉄板曲!!
小気味よいリズムが夏の熱さにグッとくる
日本を代表するガールズバンドであるSCANDALは、ボーカルのHARUNAさん、ギターのMAMIさん、ベースのTOMOMIさん、ドラムのRINAさんの4人組です。
今回紹介する「太陽スキャンダラス」は、夏にピッタリの曲です。
4thアルバムの「Queens are trumps -切り札はクイーン-」に収録されています。
作詞はボーカルのHARUNA(ハルナ)さんと、「ORANGE RANGE」(オレンジレンジ)のNAOTOさんが手がけています。
また、作曲はNAOTOさんが手がけています。
「太陽スキャンダラス」は、SCANDALのオファーにより、ORANGE RANGEのNAOTOによってプロデュースされた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/太陽スキャンダラス
「ORANGE RANGE」のNAOTOさんが作詞作曲に携わっていたことをふまえてこの曲を聴くと、なるほど随所に「NAOTOさんらしい」小気味良いリズムや言葉があふれています。
イントロ~Aメロ
イントロ
Bsus4
C#m E F# A B G#
C#m E F# A B G#
C#m B
鏡の中冗談? 通り過ぎていく
F# A B G#
ウワサ話フィーバー 子供だまし あきれちゃうのよ
C#m B
心の奥ファイター 燃え上がる衝動は
F# A B G#
恐れ知らずファイヤー そんなことも気づかないの?
出典: 太陽スキャンダラス/作詞:HARUNA/NAOTO 作曲:NAOTO
Aメロです。
「冗談」「フィーバー」「ファイター」「ファイヤー」と、メロディーに合う言葉の選択が素晴らしいですね!
しょっぱなから「NAOTO節」を聴かせてくれます。
ギターコードを見てみると、マイナー曲調の一般的なコード進行です。
ミドルテンポなので、聴く人は1拍目からノルのも良いですし、ウラを取って2拍目からノルのも良いですね。
和風なメロディーラインのBメロ
ベースのTOMOMIさんが歌う
Amaj7 E B C#m B
はかなく揺れてる蜃気楼 ただ私の叫びは届かない
Amaj7 E B
ドキドキするよな未経験 まだ見ぬ未来はすぐそこ
B G#
鼓動は止まらない
出典: 太陽スキャンダラス/作詞:HARUNA/NAOTO 作曲:NAOTO
SCANDALは4人とも「歌える」バンドであり、それが人気の1つになっています。
Bメロ冒頭ではベースのTOMOMIさんが、日本的なメロディーラインを歌っています。
コケティッシュな声とは裏腹に、シリアスな歌詞を歌い上げるTOMOMIさんは、メインボーカルのHARUNAさんの歌唱力にも負けず劣らず、素晴らしい歌声です!
Bメロの最初のコードはAmaj7(エー・メジャーセブン)になっています。
このコードは明るい中にも少し影のある音を出したいときにピッタリのコードです。
maj7はボサノヴァによく使われるコードです。
サビ!!
C#m E
やっぱ想像通りじゃ意味がない 想像以上も以下もない
F#m B G#
絡みつく太陽は 今私のタマシイ燃やすよ
C#m E
最高以上でいいんじゃない? パラレルワールド全開
A B G# C#m G#m C#m
私のこと甘く見ないで 神様お願いよ
A B G# C#m B C#m
張り裂けそうな夏にしたいよ 太陽スキャンダラス Yes! イェイイェイイェイ
出典: 太陽スキャンダラス/作詞:HARUNA/NAOTO 作曲:NAOTO
1番サビです。
歌詞が非常にリズミカルです。
「意味がない」と「以下もない」、この2つで韻(いん)を踏んでいますし「いいんじゃない?」と「全開」でも韻を踏んでいます。
「絡みつく太陽」という例えは、ギラつく灼熱の太陽を感じさせてくれます。
ギターコードを見てみると、同じメロディーに対してC#m(シーシャープ・マイナー)とE(イー)が使われています。
やはりNAOTOさんが作曲しているので、メロディーラインが往年の「ORANGE RANGE」を彷彿とさせるものがありますね!!
間奏~2番Aメロ
間奏
C#m
C#m B
つれない日々ノックアウト 溢れ出した情熱は
F# A B G#
ストックしてたら 凍り付いて動かないよ
出典: 太陽スキャンダラス/作詞:HARUNA/NAOTO 作曲:NAOTO