「虹を編めたら」の歌詞の意味に迫る!
アニソンやポップなサウンドで活躍する4人組バンドfhána(ファナ)。
アニソンを歌うときは、いつもアニメの世界観を大切にサウンドを作り上げてくれます。
今回紹介する「虹を編めたら」も、細部までアニメの世界観を表現するためのこだわりが見える1曲。
「虹を編めたら」の歌詞を中心に、この曲が表現している「ハルチカ」らしさに迫ります!
「虹を編めたら」は「ハルチカ」のOP
「ハルチカ」とは
「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」、通称「ハルチカ」。
2016年に放送されたテレビアニメです。
原作は小説ですが、アニメでは可愛らしいデザインのキャラクターたちが駆け回ります。
吹奏楽とミステリー、そして青春という3つの要素を組み合わせている珍しい作品。
部活ものとしても、推理ものとしても、そして恋愛ものとしても楽しむことができます。
小さなミステリーを解決しながら、吹奏楽の聖地である普門館を目指して練習していく。
そんな高校生たちの青春が面白く、全12話を一気に見たくなりますよ。
男女のダブル主人公
「ハルチカ」の主人公は2人います。
1人は上条春太(かみじょう はるた)。通称「ハルタ」です。
吹奏楽部員で、担当はホルン。
頭の切れる秀才ですが、3人の姉には頭が上がらないという一面も。
もう1人は穂村千夏(ほむら ちか)。通称「チカ」。
もともとはバレーボールをしていた体育会系女子ですが、高校進学を機に吹奏楽部へ。
フルートの似合う清楚なお嬢様を目指しますが、幼なじみのハルタと再会し早々に本性がばれてしまいます。
キャラクター紹介は公式サイトで見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
キャラクター | アニメ『ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜』公式サイト
アニメ『ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜』公式サイト
男女のツインボーカルで「ハルチカ」らしさを表現
「虹を編めたら」は、fhánaの曲の中でも特に男性パートが多い曲。
どうしてこの曲では男女ツインボーカルのデュエット風に仕上がっているのでしょうか。
ハルタとチカを思わせるデュエット
先ほど紹介したように、「虹を編めたら」が起用されている「ハルチカ」は男女のダブル主人公。
そしてfhánaにも、女性ボーカルのtowanaさんと男性ボーカルの佐藤純一さんがいます。
こうした共通点から、「虹を編めたら」はいつも以上に男女のメロディのバランスが重視されています。
佐藤さんはfhánaの他の楽曲でもコーラスやボーカルを担当しています。
基本的には女性ボーカルのtowanaさんが主旋律を歌い、佐藤さんはハモリパート。
しかし「虹を編めたら」はtowanaさんとの掛け合いなど、佐藤さんのパートも前面に出てくる仕様に。
ハルタとチカの内面を、男女ツインボーカルで見事に表現しています。