SiM「Amy」
収録情報
SiMの楽曲「Amy」は、2012年5月に発売されたミニアルバム『LiFE and DEATH』に収録されています。
「Amy」は、このアルバムの表題曲であり、ミュージックビデオも制作されました。
スペースシャワーTVの2012年5月のPOWER PUSHにもなり、SiMの知名度が上がった作品でもあります。
SiMのCDをレンタルしたことがある人は知っているかと思いますが、SiMのレンタルCDには、メンバーの意向で、歌詞カードがついていません。
SiMの楽曲への想いからそのような形になり、それが始まったのがこのミニアルバム『LiFE and DEATH』からなんだそうです。
レンタルCDやデジタル音源などが当たり前になった時代に、CDの魅力とは何か？を常に考えているSiMは本当に素晴らしいアーティストです。
購入したCDにはもちろんしっかり歌詞カードも和訳もあるので、意味を汲み取りながら聴きたい方は是非入手してみてくださいね！！
「Amy」の読み方は？
「Amy」というタイトルを見て、“これは、なんて読むんだろう？？”と思う方もいるのではないでしょうか。
「Amy」は「エイミー」と読みます。
“アーミー”とか“アミィ”と読み間違える方が多いみたいですね。
「Amy」は、女性の愛称としてよく使われるようです。
海外ドラマなどでも、エイミーって呼ばれてる女の子がいますよね！！
「Amy」のミュージックビデオに可愛い女の子が登場するのですが、その子の愛称がもしかしたらエイミーなのかも……？？
あくまでも推測ですが（笑）
SiMの音楽性
「Amy」は、SiMの前作『SEEDS OF HOPE』とはまた雰囲気が少し違う楽曲です。
『SEEDS OF HOPE』には、SiMの代表曲ともいえる「KiLLiNG ME」など、比較的ラウドな楽曲が多く収録されています。
「KiLLiNG ME」を聴いて、SiMはラウドパンクなバンドなんだ！と思った方も「Amy」を聴くと、SiMの違った一面を見ることができますよ！！
「Amy」は裏打ちが特徴の楽曲で、スカやレゲエの要素が取り入れてられています。
演奏にもこだわっており、Dubstep(ダブステップ)を生楽器とエフェクターのみで演奏するという凄ワザも！！
「Amy」の間奏部分の唸るようなベース音が最高にかっこいいです。
重厚感は残しつつ、新たなサウンドを採用した楽曲「Amy」のように、常に進化を遂げていくSiMの音楽から今後も目が離せませんね。
「Amy」の歌詞
女の子と男性の関係
She said,"I don't want to be like him his voice makes every tales grim"
She can't find another mind
Even if she goes blind
"I don't fucking need this shit
why do I have to wipe out his dirty spit？"
She can't take it any more
There's nothing to adore
出典: Amy/作詞:MAH 作曲:MAH
【和訳】
彼女は言った、"私は彼のようにはなりたくありません"
彼女は他の考えを見つけることができない
彼女が盲目になっても
"私は戯言なんか必要としていません
なぜ彼の汚い唾を拭かなくてはならないのですか？"
彼女はもうそれを取ることはできない
崇拝するものは何もない
1人の女の子と男性のやりとりが歌詞になっています。
女の子は、男性に対してかなり攻撃的な発言をしているように思えますね。
でも、よく内容を見ると、男性に対しての嫌悪感が伝わってきます。
女の子はこの男性に支配されていて、逆らうことができない状況にあります。
直訳で“崇拝するものは何もない！”という所は、あなたの支配から抜け出したいという女の子の気持ちが表れていますよね。
展開が気になるサビ
She sets fire to rotten world
to get higher more than before
then She's gone and is never coming back
She sets fire to her own life
shoot that sky with forty-five
then She's gone and is never coming back
出典: Amy/作詞:MAH 作曲:MAH
【和訳】
彼女は腐った世界に火をつけた
以前よりもさらに多くを手に入れた
彼女は決して戻って来なかった
彼女は自分の人生に火をつけた
45とあの空を撮影
彼女は決して戻ってこなかった
