それでは、これ16歳が歌ったの?という衝撃の歌詞のご紹介です。
上目使いに 盗んで見ている 蒼いあなたの 視線がまぶしいわ
思わせぶりに 口びるぬらし きっかけぐらいは こっちでつくってあげる
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
自分より背が高い素敵な男性を、こっそり盗み見ている様子を描くこの歌詞。
なんだか初々しい様子ですが、そのあとの歌詞がぐっと大人っぽい。
「きっかけぐらいはこっちでつくってあげる」ですからね。
完全に上手。
口説かれてるんじゃなくて、口説かせてるんでしょう。
いわゆる普通の 17歳だわ 女の子のこと 知らなすぎるのあなた…
早熟なのは しかたないけど 似たようなこと 誰でもしているのよ
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
当時の17歳の女の子がそんなに早熟だったのかは定かではありませんが、17歳の可愛い女の子がこれを言うのは悪魔のささやきですよね。
「みんなやってるの、普通のことよ」なんてね。
17歳の女の子と恋愛するのを躊躇する、大人の男性がお相手なんでしょう。
大人の男性、このキーワードちょっと記憶に残しておいてくださいね。
歌詞の後半、この点が不穏になってきます。
じれったい じれったい 何歳に見えても 私誰でも
じれったい じれったい 私は私よ 関係ないわ
特別じゃない どこにもいるわ ワ・タ・シ 少女A
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
君は大人っぽく見えるから、思わず声をかけちゃったんだ、なんて男性が言い訳したんでしょうか?
もしかしたらお酒が飲める場所に紛れ込んでいた悪い子だったのかもしれません。
頬づえついて あなたを想えば 胸の高鳴り 耳がああ熱いわ
鏡に向って 微笑みつくる 黄昏れ時は 少女を大人に変える
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
「口説かせる」なんて強気に出ておいて、やっぱり本気になってしまった少女。
鏡に向かって微笑みを作る、というのは、辛いことがあったあとのようにも思えてしまいます。
素肌と心は ひとつじゃないのね ルージュの口びる かすかに震えてるわ…
他人が言うほど ドライじゃないの 本当は臆病 分ってほしいのあなた…
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
素肌と心は違う、というのは意味深ですね。
割り切っていたはずなのに、本気になってしまった、ということでしょうか。
ドライに、あなたとは体の関係だけよ、なんて言えなくなってしまったほど、本気で恋してしまったのでしょうか。
それとも、体を繋いでも自分のものにならない彼の心をなじっているのでしょうか。
お相手は…?
じれったい じれったい 結婚するとか しないとかなら
じれったい じれったい そんなのどうでも 関係ないわ
特別じゃない どこにもいるわ ワ・タ・シ 少女A
出典: http://j-lyric.net/artist/a000575/l004200.html
この歌詞、名言はしていませんが、相手の男性既婚者なのでは…?という気もしてしまいます。
このまま付き合っていても未来がないなら別れたい、と言うなら、そんなの関係ない。
今だけでも、あなたのそばにいられるならそれでいい。
意地っ張りだけど一途な恋心が伝わってきます。
切ないね…。
終わりに
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