日本の実力派ロックバンド
2004年、日本にロックバンド「NICO Touches the Walls」が誕生しました。
「ニコ」の愛称でファンから親しまれています。
そんな彼ら、実は2019年11月15日、なんと解散してしまったのです。
この報道には、アニメファンも大きな衝撃を受けました。
「アルスラーン戦記」などのアニメの曲を担当していた彼ら。
アニメファンからも絶大な支持を得ていました。
そんな彼らの残した数々の名曲の中から、本記事ではこちらをピックアップ。
「妄想隊員A」というアルバム収録曲。
この曲は一体どのような歌詞となっているのでしょうか?
彼らの込めた思いを読み取ります。
早速歌詞を見ていく
まるでドラマのよう
わざと待ち伏せできそうな人混みの街角
スカートを穿いた君が春の知らせを告げ
出典: 妄想隊員A/作詞:Tatsuya Mitsumura 作曲:Tatsuya Mitsumura
ここから歌詞を見ていきます。
たくさんの人が行き交うこの街。
この中に紛れていれば、誰にも見つからないでしょう。
そして、その中で主人公を待ち伏せしていたのは、「君」でした。
この「君」の人物像ですが、おそらくミニスカートを履いているのでしょう。
春といえば、少し暖かくなってきたことを指しています。
正直な思い
なぜか会いたくなったことを正直ブチまけて
握るその手 抱き寄せた身体
ドラマ仕立ての仕草はそう、、、
出典: 妄想隊員A/作詞:Tatsuya Mitsumura 作曲:Tatsuya Mitsumura
ミニスカートを履いた彼女に、正直な思いを告げる主人公。
どうして会いたくなったのか…。
それは春だからでしょうか?
春は恋の季節です。
新しい仲間と出会い、新しい恋を見つけます。
主人公もこの季節に恋をしたのでしょう。
少し暖かくなった春にミニスカートを穿いた女性らしい女性に。
細く、今にも折れそうな身体。
握ったら砕けてしまいそうなほど小さい手。
そんな彼女の仕草はどれもドラマのようです。
魔性の女とは
慣れた手口の殺人犯のよう
君は知ってる 愚かな僕のかわし方を
君は魔性の女だよ
出典: 妄想隊員A/作詞:Tatsuya Mitsumura 作曲:Tatsuya Mitsumura
1つ前に抜き出した部分の歌詞では、彼女に思いを告げていました。
しかし、その思いが彼女に伝わったかといえば、そうではありません。
彼女には思いは伝わっていないのです。
彼女は主人公の純粋な思いを聞いていながらも、なんとも思っていなかったのでしょう。
何人もの男性に同じように思いを告げられているのかもしれません。
それゆえに、男性を振るのには慣れているのでしょう。
そして彼女は知っているのです。
主人公の思いに応えられない時の断り方を。
いつものように、そっと断るのでしょう。
彼女は、決して誰にも靡いたりしなかったのです。
刺激の強いサビ
強い思い
君のためなら死ねると言った
僕はなんだかダメだよ
ドラマなんかに憧れて
愛の果てへ突っ込む妄想隊員A
出典: 妄想隊員A/作詞:Tatsuya Mitsumura 作曲:Tatsuya Mitsumura