HoneyWorks feat.GUMI【初恋の絵本】歌詞の意味を解説！残り10cmの勇気とは

後悔することは、いつでもできます。

ただし、当時に戻ってやり直すことはできません。

主人公は思い出を振り返ることで、過去にけじめをつけようとしている可能性があります。

過去を否定していると、いつまでもその影響から逃れられません。

本当に必要なのは、過去と向き合って気持ちを整理することです。

一度そうしてしまえば、心から納得して前に進みだすことができます。

主人公は今まさに、気持ちの整理をしている最中かもしれません。

後悔の多い初恋を、一度しっかりと振り返ります。

感じる後悔を味わい切って、「もう過去のことだ」と割り切るのです。

そしてその後は、もう思い返さない。

仮に思い出したとしても「良い思い出だ」にとどめる。

一度真剣に後悔と向き合うと、そんなさっぱりした態度がとれるようになります。

初恋は、文字通り「初めての恋」です。

何度恋をしても、初恋は人生に1回しかありません。

その大切な思い出を否定することなく、一緒に次の恋へ踏み出していくこともできます。

主人公はまさに、そのポジティブな道を選ぼうとしているのかもしれません。

ここでは、人生を「物語」にたとえて想像しています。

一緒に過ごした時間はまぎれもなく貴重なものだったはずです。

好きな人の人生の中に、主人公がいたことは間違いありません。

それはつつましくもささやかな幸せです。

その幸せだけを心に残して、恋心と卒業アルバムはしまいこんでしまおうとしています。

もう主人公は、気持ちの整理を終えました。

心はこれから待つ未来に向かっています。

Honey Worksの作品群は膨大です。

さらに、そのすべてに魅力が詰め込まれています。

ストーリー性のある歌詞、少女マンガのようなMVなどなど。

もちろん、リリースされているのは恋愛曲ばかりではありません。

ファンタジーっぽい世界観や家出の歌など、独特なハニワワールドが展開されています。

恋愛系の曲が好きな方も、ハニワにハマって大分経つという方も。

あらためて他の曲も聴き直し、新たな魅力を発見してみませんか？