声優・坂本真綾。実はスゴイ人なんです!
あのアニメで声優として有名になった坂本真綾
1996年、坂本真綾さんはテレビアニメ『天空のエスカフローネ』のヒロイン役を担当したことで、声優として有名になりました。
近年の作品を挙げると『攻殻機動隊』主人公・草薙素子や『黒執事』シエル・ファントムハイヴの声も担当しています。
アニメの代表作が多いため、この記事を読んでいる方の中には"坂本真綾=声優"として認識されている方もいるのではないでしょうか?
実は坂本真綾さんが手掛けているお仕事、声優だけではありません。女優・ナレーター・エッセイスト・作詞家…坂本さんはマルチに働くアーティストなのです。
歌手活動は22年目!
8歳のころから子役として活動されてきた坂本真綾さん。2017年には歌手活動22年目に突入しました。
2003年のシングル「tune the rainbow」がオリコン週間ランキング最高9位を獲得した後、発売されるシングルのランキングは上昇傾向になったのです。
7枚目のオリジナルアルバム『You can't catch me』では、ついにオリコン週間ランキングで1位を獲得したのです!
声優単独で発売したアルバムがオリコンで1位を獲得したのは、2010年の水樹奈々さん以来のこと。史上二人目という記録を樹立しました。
そんな坂本さんが2008年にリリースした曲が「雨が降る」です。
坂本真綾「雨が降る」ってどんな曲?
「雨が降る」は坂本真綾さんにとって16枚目のシングルです。
リリースは2008年。作詞は坂本さんご本人が手掛けています。作曲はかの香織さん。編曲は斎藤ネコさんが行いました。
オリコンランキング最高順位は9位を記録。10位以内にランクインしたのはスゴイですよね。
「雨が降る」は坂本さんのオリジナルアルバム『かぜよみ』にも収録されています。
坂本さんの歌う「雨が降る」はテレビアニメ「鉄(くろがね)のラインバレル」のエンディングテーマとなりました。
実は「雨が降る」を語るのに「鉄のラインバレル」を外すことはできません!そもそもこちらは一体どんなアニメなのでしょうか?
ザ・ロボットアニメ「鉄のラインバレル」
アニメ「鉄のラインバレル」の世界観
アニメ「鉄のラインバレル」は2008年10月から2009年3月にかけて、全24話と番外編2話が放送されました。
ジャンルはいわゆる"ロボットアニメ"。
世界征服を目論む組織・加藤機関と、それを阻止しようとする武装組織・JUDA(ジュダ)という2つの組織の対立が背景にあります。
双方は巨大人型機動兵器を使用して戦うのですが、その兵器のひとつがラインバレルという名のロボットです。
「鉄のラインバレル」はロボットアニメであることから、ゲームソフト「スーパーロボット大戦L」「スーパーロボット大戦UX」にも起用されました。
イタイ主人公…早瀬浩一
主人公・早瀬浩一は中学3年生。パシリに使われながらも「オレは正義だ!」「オレにはまだ目覚めていない大きな力がある!」と自分を鼓舞する、感性が少し"痛い"少年です。
ネットでよく言われる"中二病"というやつですね。
あるとき空からラインバレルと美少女が降ってきて、浩一はラインバレルに乗れる力と高い身体能力を手に入れます。
力を得た浩一は、今までいじめられていた反動から周囲の迷惑を顧みずに大暴れ。
その姿はもはや暴走の域に達していることから、ヒロイン・城崎絵美の「あなた、最低です!」という名台詞が生まれました。
浩一の性格が良くないため視聴を止める人もいるという驚くべきアニメですが、浩一は物語を通してきちんと成長を見せてくれるのです。
ストーリーはロボットアニメとしても胸アツな展開ですから、ロボットアニメ好きの人は必見ですよ!