【勇気はどこに？君の胸に！/Aqours】ラブライブ!のEDで毎回違うメンバーが歌唱♪歌詞を解説

2番の始まりは、過去の自分たちを振り返りつつ未来を見つめる、そんな歌詞。

3行目の「逃げたら～」という歌詞も、アニメを観ていた人なら頷ける歌詞だと思われます。

Aqoursは、初めからいまの9人のメンバーがそろっていたわけではありません。

メンバーそれぞれが抱えていた事情もあり、Aqours結成までには時間がかかりました。

特に3年生は過去にスクールアイドルを目指し、挫折した経験があります。

そんなこともあり、3年生がAqoursに加わるのは一番最後となりました。

メンバー全員が自分の弱さと向き合い、そしてスクールアイドルになることを決断。

その決意が「だめなら～」からの歌詞に表れています。

「汗かいて」という歌詞は、いつでもがむしゃらなAqoursにはぴったりですね。

そして、最後「諦めなきゃいいんだ」。

これは諦めない覚悟というよりも、諦めなければどうにかなるという根性の表れのように思います。

2番でも、アニメ1期から成長したAqoursの姿を感じさせてくれますね。

1番では「信じてみたい」だったのが、2番では「信じてあげなよ」に変わります。

その後2行目で「君が～」と続くことから、2番のBメロはファンに向けて歌っている歌詞だと思われます。

1番では、自分たちの想い。

2番では、自分たちを応援してくれるファンに勇気を届けたいという気持ち。

ここでタイトル『勇気はどこに？君の胸に！』が頭に浮かんできます。

勇気がどこにあるのか、初めはAqoursメンバーにも分かりませんでした。

けれど、勇気は自分たちの胸の中にあると、彼女たちは様々な苦労の中で気付きます。

そしてファンに向けて、「勇気は君の胸にある」そう伝えてくれているのではないでしょうか？

君が持っているチカラを一緒に確かめにいこう。

そういう意味での「さあ出発だ！」なのかもしれません。

2番のサビは、1番のサビよりもさらに未来を強く意識した歌詞になっています。

1番で追いかけ続けた夢。

それが2番では「つかめるミライ」に。

そして3行目で繰り返される「夢がたくさん」。

1番では「夢が消えない」でした。

Aqoursのメンバー全員で夢を追いかけるうちに、どんどん叶えたい夢が増えていったのかも。

その後、また「君」という言葉が出てきます。

先ほどのBメロと同様に、サビでもファンに向けてメッセージを送っているようです。

「もっと勇気～」からの歌詞。

これは解説するまでもなくタイトル『勇気はどこに？君の胸に！』を歌っています。

君の中にはたくさんの勇気があるはずだから、もっと先へ進めるよ。

Aqoursは、そんなメッセージをファンに伝えようとしているのではないでしょうか？

Cメロでは、またAqoursが自分たち自身に向けて歌っている歌詞が目立ちます。

冒頭の「やり残したこと～」の歌詞は、きっとメンバーみんなの想い。

だけど、それはまだまだ遠い未来で、道はこれからも続いていく。

簡単には叶えられない夢だと分かっている。

だから熱くなるんだ。

自分たちがいままで必死になって頑張ってきた意味。

それが、この歌詞で歌われています。

そして、その後繰り返されるのは、さっきと同じフレーズ。

「つかめるミライ」と「夢がたくさん」。

この2つのフレーズは、きっとこの曲で最も伝えたかったことなのでしょう。

大サビは、1番のサビと同じ。

……かと思いきや、最後に大切なワンフレーズが加えられています。

「太陽が笑いかける」

これは夢が叶うという意味か、それとも奇跡は起こるという意味か。

どちらにしても、前向きで救われる歌詞ですね。

どんなときも希望を忘れずに夢を追いかけ続けてきたAqoursこそ、まさに太陽のよう。

そんな彼女たちの歌声に乗って響くこの歌詞は、特別輝いているように感じられますね。