欠伸したくなる退屈な日常に
サブリミナルするファンタジー
お姉さんたちも一緒にshall we dance?
夢色に染めちゃうから近くに来なよ
僕がEasy R Dopeかつオリジナル
この通り君の景色ごとリデザイン
鮮やかな飴玉みたいにカスタマイズ
世界はもっと面白いはずじゃない?

出典: Shibuya Marble Texture -PCCS-/作詞:弥之助 作曲:Avec Avec,弥之助

ここからはそれぞれのラップパートになります。

各々が個性を発揮しているパートなので、しっかりと見ていきましょう。

まずは乱数のパートです。

甘い声と雰囲気を身にまとったラップを繰り出しています。

毎日が退屈なことばかりなら僕と遊ぼうといわんばかりのリリックです。

乱数と一緒に毎日を過ごせば、楽しい時間を演出してくれそうです。

とても甘いひと時を提供していくことでしょう。

言葉遊びも巧みにおこなわれ、自らのラッパー名の「R」と「or」をかけて、二重の意味を持たせています。

のどかな風景をイメージ

木漏れ日を辿ろうとする百舌の瞳や
微笑みを象るような六花のひとひら
ゆく河の流れその泡の中で
いつかの約束は忘れまいと日々を奏で
不意に幻は溶け風ごと華やいだ
またデタラメ集めには事欠かないな
彼らとなら新しい頁を捲れそう
なんてもちろん嘘ですけど

出典: Shibuya Marble Texture -PCCS-/作詞:弥之助 作曲:Avec Avec,弥之助

文学の才能を持つ、幻太郎のラップパート。

1つ1つの表現に際して、繊細なものが使用されています。

夢を見ているような心地よい風景を想像させられるでしょう。

過去の出来事に思いをはせながらも、これからのことを見ている。

そんな状態が描かれているように感じます。

そんな過去のことを想いながらも、仲間とならば楽しい時間を過ごせる。

そう考えている温かい1節です。

といいたいところですが、これが幻太郎のリリックだということを忘れてはなりません。

彼はを作り続けています。

最後のこの言葉が嘘か本当かすらもわからないのです。

スリルな人生

人生はバンジー無いジャンプだ
素寒貧が何だでかく張って勝って
換金だジャンジャン!
Dealされた手札
Openまで見せるな
AceかJOKER このスリルが癖になる
レイズならば受けて立つぜ準備OK
俺ら賭けてるもんの違い見せるFling Posse
No.1が3人揃う賽の目
食らっちまいなピンゾロ5倍づけ!

出典: Shibuya Marble Texture -PCCS-/作詞:弥之助 作曲:Avec Avec,弥之助

ギャンブラーとしてファンに認知されている帝統。

ここでは彼の生き様が大いに伝わってきます。

彼はギャンブルに生きているような人です。

スリルのあるものにとても喜びを感じています。

どんな局面であっても、スリルを忘れずに生きるという点はかっこいいです。

人生ではいつどこでどんな結果が待っているのかわかりません。

そんな中でも果敢に、賭けをしていく姿勢を見せ続けているのです。

人生における賭けという点においては、Fling Posseが賭けているものは絶大なものであると彼はいいます。

彼の仲間たちへの想いが感じられる一節でもあり、キャラクターの良さが込められたリリックです。

Fling Posseと過ごす

気分を上げて

やあやあ皆今日は何して遊ぼうか~
ストレートに行こうやshowdown!Like a Poker!
騒がしい余興だけれど付き合いましょうか…

出典: Shibuya Marble Texture -PCCS-/作詞:弥之助 作曲:Avec Avec,弥之助

3人が戯れている様子がここでは表れています。

もちろんそのなかには自分もいるということを忘れてはいけません。

Fling Posseにこの夢のような時間をおもてなししてもらっているのです。

それぞれが違う目的をもって生きている3人。

仲間としてお互いを大切にしている様には、ほほえましいものがあります。

この3人の温かさに包まれながらも、最後までこの時間をたのしんでください。

幸せなひととき

我らFling Posseがご招待
まずお手を拝借!ほら 1,2,3
同じPOSSEなら言えよYeah!
手と目線上げて3,2,1
音上げず声上げてアーイ!
once again次はCantare!
叫べHo!
リズムの合間で また逢う日まで

出典: Shibuya Marble Texture -PCCS-/作詞:弥之助 作曲:Avec Avec,弥之助

Fling Posseと共に楽しいパーティーをしているのでしょうか。

一緒に手をたたいたり、声を出したりと一緒に楽しめる空間となっています。

この楽しい時間がずっと続くかのような気持ちにもなることでしょう。

彼らは何度でもこの楽しい時間を提供してくれます。

イタリア語で歌うという意味の言葉「Cantare」。

日本語と英語だけに落ち着いてしまいがちなところに別の国の言語を入れてくる工夫も見られます。

今回はここまでで終わってしまいますが、彼らが次の時間を用意してくれることまで予期できるリリックです。

ファンとしてはたまらない表現でしょう。

夕暮れを眺める